上ヶ原通信 2010/5/1

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4月7日~10日松原弘樹のアメリカ研修レポート(1)

投稿日時:2010/05/01(土) 09:03

 4月7日~10日まで、アメリカ・テキサス州にあるサザンメソヂスト大学(SMU)に大村和輝アシスタントヘッドコーチとアメリカンフットボール研修に行ってきました。SMUは関西学院大学の姉妹校です。いつもWRをコーチしてもらっている武田建先生が以前留学されていた大学でもあり、また今ファイターズの核であるパス攻撃「ラン&シュート」を学んだハワイ大の多くのコーチが一昨年移籍し我々ファイターズと最も親交が深い大学です。
 私は1年生の春に、NFLが将来的にNFL入りを目指すアメリカ人以外の海外の選手を育成するプログラムに選ばれました。プログラムというのは、筋力トレーニングを油谷ストレングスコーチに特別メニューを組んでもらったほか、英会話をECCの外国人講師にマンツーマンで教えてもらい、そして上級生には海外での研修が予定されていました。しかし、二年前にリーマンショックからアメリカの景気が悪化し、NFLの海外育成プログラムが全て消滅してしまいました。プログラムがなくなっただけでなく、NFLヨーロッパも閉鎖になるなど、事実上NFLへの道がなくなり、とてもがっかりしたことを今でも覚えています。それでも3年生の終わりまで英会話を継続してきました。
 そして、三年間の集大成としてアメリカ研修の機会を得ることができました。研修は、5日間強豪SMUムスタングスの練習を見学し、選手と一緒に筋トレをさせてもらい、コーチにレシーバーのスキルなどを教えてもらいました。研修で学んだことを数回にわたってレポートします。