• トップ
  • 4月27日 アメリカ遠征事前研修

上ヶ原通信

4月27日 アメリカ遠征事前研修

投稿日時:2024/05/09(木) 08:21rss

 上ヶ原通信では今回から複数回に分けて、5月1日~7日に行われたアメリカ遠征についてのレポートをお届けします。第1回目は遠征前に行われた部長の池埜聡先生による講義についてお届けします。

====================
 南オレゴン大学(Southern Oregon University/SOU)との試合に向け、アメリカやオレゴン州についての事前研修がありました。私は、高校生の時にPacific Rim Bowlに参加し、SOUのすぐ近くにあるAshland High Schoolと試合をしたことがあります。その地に再び足を運ぶことができるのを大変たのしみにしています。
 近年、Fightersでは平和学習の機会が増えているように思います。コロナ禍で場所を移して行われた広島での合宿の際には、原爆ドームや平和記念資料館を訪れ、戦争の悲惨さと平和の重要性を学びました。
 今回の池埜部長からの話の中で、大統領命令9066は私にとって大変興味深い内容でした。1942年から1949年までの間に約12万人の日系人が収容されたことを初めて知ったのです。それと同時に、収容所では日本人ならではの手先の器用さで日本庭園が作られたことなど、そこで暮らされた方々の生きる力に感銘を受けました。また、Heart Mountainの収容所では日系の人々がアメリカンフットボールチームを結成し、試合を行っていたことは驚きでした。
 今回のアメリカ遠征では、アメリカンフットボールの技術向上や文化交流だけではなく、在米被爆者や日系アメリカ人の話をお聞きする機会があり、再び平和の重要性について学びたいと思います。そして、Mastery for Serviceを体現する日本のフットボールチームとして誇りを持ち、平和への祈りを捧げたいと思います。

DL #96 4年 山本 征太朗

20240509_01.jpg
この記事は外部ブログを参照しています。すべて見るには下のリンクをクリックしてください。

記事タイトル:4月27日 アメリカ遠征事前研修

(ブログタイトル:K.G.FIGHTERS「上ヶ原通信」)

アーカイブ