上ヶ原通信 2024/5

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5月1日~7日 アメリカ遠征レポート(2)

投稿日時:2024/05/12(日) 09:18

 アメリカ遠征第3弾は、現地での平和学習についてレポートします。

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 「仲良くなった友達が集団疎開先から帰った次の日、帰らぬ人となりました。」
 オレゴンの地でお聞きした在米被爆者の田村秀子さんのお話は、これまで聞いた多くの話の中でも特に強く印象に残るものでした。
 日本で日系人強制収容所と在米被爆者について事前学習を行い、遠征3日目の午後にお話を伺う時間を設けていただきました。これまで学校では習わなかった新たな戦争の歴史のお話しに、我々学生はのめり込むように聞いていました。
 田村さんは、ファイターズと共通している点として「信念」を挙げられました。アシュランドからラジオのメディアを通して、何度も粘り強く発信し続けられました。時には「真珠湾攻撃でやられたのになぜ広島のことを話すんだ」と多々クレームが入り何度も心が折れかけたということです。そんな時こそ、二度とこのような戦争を起こさないために自分が動いているんだ、絶対に平和な世界を作るんだ、という強い信念で動き続けた結果、「Correct Healing」という形で平和な世界の構築へ貢献されました。
 私達も「絶対に勝つ」という信念があり、自分達の信念をぶらさず持ち続ければ結果は導かれると教えられたように思います。SOUの敗戦からもう一度自分達を律し、土台から作り直し目標へ向け、信念を強く持って際限なく進み続けていきます。

QB #10 4年 林 孝亮

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5月1日~7日 アメリカ遠征レポート(1)

投稿日時:2024/05/11(土) 18:44

 第2回目は遠征期間中のレポートとしてはパート1になります。米国・オレゴンの地では様々な形で現地の人たちと交流しました。今回はそのレポートをお届けします。

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 今回、米国・南オレゴン大学に遠征し、レイダーズの選手との交流を通して、フットボールへの取り組み方を初め、様々なことを学びました。もちろん、勝つことは目標であることはどちらも共通していますが、同じフットボールでも違うスポーツのように思えるほど、我々と取り組み方が違うのだと私は感じました。この感覚はレイダーズの選手も感じたのだと思います。アメリカと日本の文化やスポーツ文化の違いを共有し、両国のフットボールの歴史や伝統、チームの運営方法、ファンの熱狂度などに触れることで、異なる文化に対する理解が深まりました。
 印象的であったのは、日本の高校や大学のフットボーラーは防具やテーピングを自身で購入して使うという我々にとっては当たり前のことに対して、彼らは驚いていたことです。彼らの周りの全ての物品はほぼ学校側が負担していることに私は驚きました。また、このことからもアメリカでのフットボールの人気は日本よりも格段に高いのだと改めて理解しました。
 また、言葉でなく肌で感じたのは、1つのチームが地域社会からとても愛されているということです。メドフォード空港や大学周りのコンビニエンスストアにはチームの大きなポスターが貼られ、地域ニュースではこの交流戦について報道され、道を走る車からは“Let's go Fighters”と言われたことから、どれほど地域の人々がフットボールに注目し、レイダースを愛しているのかがよく理解できました。そして、ファイターズもこれほど地域社会から愛されるチームになりたいと強く思いました。
 「“Mastery for Service”を体現する世界市民」の育成を目指す関西学院の一員として、今回の国際交流を通じて外国の地域や文化に直接触れることのできる本当によい機会となったと思います。

OL #70 2年 谷内 志郎

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