主務ブログ2024
「立命館」という相手
先日の長居第2陸上競技場で行われた関西大学戦、多くのファンの方々が応援に来ていただき有難うございました。接戦の末、何とか勝利を収めることができました。試合後に監督のおしゃっていた「ミスを多くした方が負ける」という言葉を部員全員が噛み締めて、最終節・立命館大学戦に向けて取り組みたいと思います。
さて、今回は私が個人的に思う「立命館」という相手について綴りたいと思う。
私は初回のブログでも紹介したとおり高等部の時にも主務を務めていた。私たちの学年(高校3年時)は突出したプレーヤーが少なく兵庫県大会も危ぶまれた時期もあった。そんな中、皆必死にフットボールに取り組んだ。朝練もほとんどのメンバーが顔を出して、朝からドロドロになりながら練習し、授業後すぐに練習前に走りものをして、ほとんどブレイクもないまま練習を開始する。ナイターをつけながら練習した後は、ビデオ部屋に篭ってミーティング。皆くたくたになりながらも必死に「日本一」を目指していた。その結果、兵庫県大会も無事一位で通過し、関西大会初戦に対戦したのが「立命館宇治高校」だった。自分の中で対戦したことのない相手に挑む「恐怖心」はあったが、自分たちの今までの取り組みには自信があった。しかし大雨の中での試合の結果は0-7で敗北。本当に悔しかった。屈辱以外の何ものでもなかった。それから引退して、毎晩悩んだ、「何故負けたのか」を。そうするといろいろなことが思い出されていき、それが「後悔」として残った。細かなことだったが、「あの時こうしておけば」が山ほど出てきた。
私は、その「後悔」という思いを背負って、大学FIGHTERSに入部した。絶対に「立命館」には負けたくない。この思いは大学4年間で一度も消えたことはない。2011、12年と立命館に勝利は収めたものの、全くこの「後悔」が消えることはなかった。自分たちの代で勝つかどうかが全てだと思っている。
と、私の思いはこれくらいにしておいて、今、目の前にいる「立命館大学」に対して我々はどう臨むべきか。
立命館大学は一昨年、昨年と関学に敗れてリーグ優勝を逃し、かつ今年は前節で京都大学に土をつけられた。最終節、捨て身で我々を倒しに来ることは間違いない。スターティングメンバーのほとんどが4年生であり、気迫で圧倒してくるだろう。もともとあるマンパワーでは我々を上回っている選手が多く選手層も厚い。「立命館大学」が最強の相手であることに変わりはない。
我々はどうか。前節の関西大学戦は、もし相手のミスが少なかったら、もし我々のミスがもっと致命的なものであったら、勝利できていたかすらわからないような接戦。それは過去2年の立命館大学戦でも同様で、結果的に点差が開いているが、展開によってはどちらに転んでいたかわからないような非常に競った内容であった。悲観的に捉えているわけではないが、これまでの結果を楽観視して勝てるほど甘い相手ではないことを、部員一同が本当に理解できているのかどうか。4年生がどこまで伝えることができるかが、我々の勝利の鍵となる。
全勝対決ではなくなったがそんなことは全く関係ない。我々は「挑戦者」として、自分たちの1年間、4年生にとっては4年間やってきたフットボールで、「立命館」を上回るのみ。我々4年生にとって人生最後の「立命戦」。チーム全員で「ALL for ONE」を体現し、全力で勝ちにいきます。ご声援の程、よろしくお願いいたします。
さて、今回は私が個人的に思う「立命館」という相手について綴りたいと思う。
私は初回のブログでも紹介したとおり高等部の時にも主務を務めていた。私たちの学年(高校3年時)は突出したプレーヤーが少なく兵庫県大会も危ぶまれた時期もあった。そんな中、皆必死にフットボールに取り組んだ。朝練もほとんどのメンバーが顔を出して、朝からドロドロになりながら練習し、授業後すぐに練習前に走りものをして、ほとんどブレイクもないまま練習を開始する。ナイターをつけながら練習した後は、ビデオ部屋に篭ってミーティング。皆くたくたになりながらも必死に「日本一」を目指していた。その結果、兵庫県大会も無事一位で通過し、関西大会初戦に対戦したのが「立命館宇治高校」だった。自分の中で対戦したことのない相手に挑む「恐怖心」はあったが、自分たちの今までの取り組みには自信があった。しかし大雨の中での試合の結果は0-7で敗北。本当に悔しかった。屈辱以外の何ものでもなかった。それから引退して、毎晩悩んだ、「何故負けたのか」を。そうするといろいろなことが思い出されていき、それが「後悔」として残った。細かなことだったが、「あの時こうしておけば」が山ほど出てきた。
私は、その「後悔」という思いを背負って、大学FIGHTERSに入部した。絶対に「立命館」には負けたくない。この思いは大学4年間で一度も消えたことはない。2011、12年と立命館に勝利は収めたものの、全くこの「後悔」が消えることはなかった。自分たちの代で勝つかどうかが全てだと思っている。
と、私の思いはこれくらいにしておいて、今、目の前にいる「立命館大学」に対して我々はどう臨むべきか。
立命館大学は一昨年、昨年と関学に敗れてリーグ優勝を逃し、かつ今年は前節で京都大学に土をつけられた。最終節、捨て身で我々を倒しに来ることは間違いない。スターティングメンバーのほとんどが4年生であり、気迫で圧倒してくるだろう。もともとあるマンパワーでは我々を上回っている選手が多く選手層も厚い。「立命館大学」が最強の相手であることに変わりはない。
我々はどうか。前節の関西大学戦は、もし相手のミスが少なかったら、もし我々のミスがもっと致命的なものであったら、勝利できていたかすらわからないような接戦。それは過去2年の立命館大学戦でも同様で、結果的に点差が開いているが、展開によってはどちらに転んでいたかわからないような非常に競った内容であった。悲観的に捉えているわけではないが、これまでの結果を楽観視して勝てるほど甘い相手ではないことを、部員一同が本当に理解できているのかどうか。4年生がどこまで伝えることができるかが、我々の勝利の鍵となる。
全勝対決ではなくなったがそんなことは全く関係ない。我々は「挑戦者」として、自分たちの1年間、4年生にとっては4年間やってきたフットボールで、「立命館」を上回るのみ。我々4年生にとって人生最後の「立命戦」。チーム全員で「ALL for ONE」を体現し、全力で勝ちにいきます。ご声援の程、よろしくお願いいたします。
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記事タイトル:「立命館」という相手
(ブログタイトル:KGファイターズ 主務ブログ)
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