主務ブログ2025
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「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」
投稿日時:2025/10/12(日) 21:07
運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり、
何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし。
死なんと戦えば生き、
生きんと戦えば必ず死するものなり。
この言葉は上杉謙信の居城「春日山城」の壁に書かれていた「春日山城壁書」の一節です。私は、この言葉をフットボールに置き換えながら次のように解釈しました。
「最後の運は天が決めるけれど、自分が今できる準備を徹底的に行い努力し続けることによって、運を引き寄せ勝利を掴める。だからこそ、勝負を天の運任せにせず、自分が今できる目の前のことと戦う相手にフォーカスして試合に臨まなければいけない。試合に臨むにあたり、死ぬ覚悟で戦えば生き(勝利)、生きたいと思いながら戦えば死ぬ(敗北)。」
ここに書いてあるように、最後の運は天が決めます。しかし、その運を引き寄せるかどうかは、自分自身の準備と努力次第です。だからこそ、勝負を運任せにせず、「自分が今できること」と「目の前の相手」に集中して試合に臨むことが大切です。「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」という言葉には、覚悟の重要性が込められていると思います。
いよいよ明日、関西大学戦を迎えます。
関西大学は、この試合に全てを懸けて、死ぬ気で向かってくると思います。そんな相手に対して、私たちはどのような気持ちで試合に臨むべきか。私は、次の試合を見据えた戦い方ではなく、この一戦にすべてを懸ける気持ちが必要だと思います。「攻めて、攻めて、攻めまくる姿勢」と「全身全霊で勝ちをもぎ取りにいく強い気持ち」を持って臨まなければいけません。
リーグ戦の先にトーナメントがあり、たとえこの試合に負けたとしてもすべてが終わるわけではありませんが、「負けたら終わり」という覚悟を持って試合に挑むことが勝利を手繰り寄せる力になります。上杉謙信の言葉にもあるように、部員全員が死ぬ覚悟で全てを懸けて戦うことができれば、必ず勝利できると思います。
試合とはこれまでの準備を出し切る場です。相手がどうこうではなく、自分たちがやってきたことを出し切るだけです。だからこそ、準備が何よりも大切なのです。「これだけやれば勝てる」という明確な基準は存在しないからこそ、準備に終わりはありません。1分1秒を無駄にせず、できることを最後の最後まで妥協することなくやり続けます。そして、最後に部員全員でもう一度腹を括り、覚悟を決めて試合に臨みます。
何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし。
死なんと戦えば生き、
生きんと戦えば必ず死するものなり。
この言葉は上杉謙信の居城「春日山城」の壁に書かれていた「春日山城壁書」の一節です。私は、この言葉をフットボールに置き換えながら次のように解釈しました。
「最後の運は天が決めるけれど、自分が今できる準備を徹底的に行い努力し続けることによって、運を引き寄せ勝利を掴める。だからこそ、勝負を天の運任せにせず、自分が今できる目の前のことと戦う相手にフォーカスして試合に臨まなければいけない。試合に臨むにあたり、死ぬ覚悟で戦えば生き(勝利)、生きたいと思いながら戦えば死ぬ(敗北)。」
ここに書いてあるように、最後の運は天が決めます。しかし、その運を引き寄せるかどうかは、自分自身の準備と努力次第です。だからこそ、勝負を運任せにせず、「自分が今できること」と「目の前の相手」に集中して試合に臨むことが大切です。「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」という言葉には、覚悟の重要性が込められていると思います。
いよいよ明日、関西大学戦を迎えます。
関西大学は、この試合に全てを懸けて、死ぬ気で向かってくると思います。そんな相手に対して、私たちはどのような気持ちで試合に臨むべきか。私は、次の試合を見据えた戦い方ではなく、この一戦にすべてを懸ける気持ちが必要だと思います。「攻めて、攻めて、攻めまくる姿勢」と「全身全霊で勝ちをもぎ取りにいく強い気持ち」を持って臨まなければいけません。
リーグ戦の先にトーナメントがあり、たとえこの試合に負けたとしてもすべてが終わるわけではありませんが、「負けたら終わり」という覚悟を持って試合に挑むことが勝利を手繰り寄せる力になります。上杉謙信の言葉にもあるように、部員全員が死ぬ覚悟で全てを懸けて戦うことができれば、必ず勝利できると思います。
試合とはこれまでの準備を出し切る場です。相手がどうこうではなく、自分たちがやってきたことを出し切るだけです。だからこそ、準備が何よりも大切なのです。「これだけやれば勝てる」という明確な基準は存在しないからこそ、準備に終わりはありません。1分1秒を無駄にせず、できることを最後の最後まで妥協することなくやり続けます。そして、最後に部員全員でもう一度腹を括り、覚悟を決めて試合に臨みます。
「自信」と「過信」の違い
投稿日時:2025/09/30(火) 22:34
毎試合、温かいご声援本当にありがとうございます。
先日の京都大学戦を終え、いよいよシーズンも佳境に差し掛かろうとしています。
ここまでの4試合を振り返ると、確かな成長を感じる一方で、課題も多く残っています。初歩的なミスやファンダメンタルのミスなど、改善すべき点は選手・スタッフともに、まだまだ山のようにあります。
そのようなミスの原因は様々考えられますが、最も大きな要因は、日々の練習で細部にまで徹底的にこだわり切れていないことに尽きると思います。学年関係なく部員全員がそれをやらなければいけませんが、特に私たち4年生が率先して行動で示し、自分のパートやユニットの下級生に対しても徹底させなければいけません。
しかし、実際は全てのことが「やっていたつもり」「できていたつもり」でしかありませんでした。対戦校の癖やプレーを研究するために、毎日何時間ビデオを見たのか。試合中のサイドラインモラルを徹底するために日々の練習からこだわれていたのか。まだまだそのような細部へのこだわりが弱かったと思います。
先日の練習後のハドルでコーチの香山さんが、「FIGHTERSがこれまで勝ってきたのは、全ての時間をフットボールに懸けて勝つために行動してきたから。他のチームよりその部分で上回っていたからだ。」と仰っていました。この言葉を受けて今の自分やチームの取り組みを振り返ってみると、自分たちの詰めの甘さを痛感しました。本当に、チーム全員が全ての時間をフットボールに懸けて試合の準備に臨めていたのか。100%以上の準備ができていたのか。そして、私たち4年生はそれを下級生にもやらせられていたのか。どこかで私たちは「絶対に勝てるだろう、どうせ何とかなるだろう」という油断から「過信」してしまっていたのではないかと思います。
その「過信」を「自信」に変えるためには、今できる準備をとことん突き詰め、徹底的にやり尽くすことが必要だと思います。「これだけのことをやってきたからあとは試合でやるだけだ」と腹を括れる状態になるまでやり続けなければいけません。その積み重ねの先に「自信」が生まれるのです。ビッグゲーム前、最後に自分を支えてくれるのは、「これだけやってきたから大丈夫」という確固たる「自信」だけだと思います。今、目の前のことに120%の熱量で向き合えない人間が、ビッグゲーム前になったからと言って向き合える訳がありません。毎日毎日の小さな積み重ねが、最後の大一番で自分の「自信」となり、勝負を左右する局面でも思いっきりプレーができるのだと思います。
関西大学戦までの残り2週間でどれだけの時間をフットボールに懸けられるか。「神は細部に宿る」という言葉にあるように、選手、スタッフ全員が妥協せずに細部にまでこだわり続けられるか。すべては、勝つため、そして日本一になるためです。
次節の関西大学戦でもスタンドから熱いご声援よろしくお願いいたします。
先日の京都大学戦を終え、いよいよシーズンも佳境に差し掛かろうとしています。
ここまでの4試合を振り返ると、確かな成長を感じる一方で、課題も多く残っています。初歩的なミスやファンダメンタルのミスなど、改善すべき点は選手・スタッフともに、まだまだ山のようにあります。
そのようなミスの原因は様々考えられますが、最も大きな要因は、日々の練習で細部にまで徹底的にこだわり切れていないことに尽きると思います。学年関係なく部員全員がそれをやらなければいけませんが、特に私たち4年生が率先して行動で示し、自分のパートやユニットの下級生に対しても徹底させなければいけません。
しかし、実際は全てのことが「やっていたつもり」「できていたつもり」でしかありませんでした。対戦校の癖やプレーを研究するために、毎日何時間ビデオを見たのか。試合中のサイドラインモラルを徹底するために日々の練習からこだわれていたのか。まだまだそのような細部へのこだわりが弱かったと思います。
先日の練習後のハドルでコーチの香山さんが、「FIGHTERSがこれまで勝ってきたのは、全ての時間をフットボールに懸けて勝つために行動してきたから。他のチームよりその部分で上回っていたからだ。」と仰っていました。この言葉を受けて今の自分やチームの取り組みを振り返ってみると、自分たちの詰めの甘さを痛感しました。本当に、チーム全員が全ての時間をフットボールに懸けて試合の準備に臨めていたのか。100%以上の準備ができていたのか。そして、私たち4年生はそれを下級生にもやらせられていたのか。どこかで私たちは「絶対に勝てるだろう、どうせ何とかなるだろう」という油断から「過信」してしまっていたのではないかと思います。
その「過信」を「自信」に変えるためには、今できる準備をとことん突き詰め、徹底的にやり尽くすことが必要だと思います。「これだけのことをやってきたからあとは試合でやるだけだ」と腹を括れる状態になるまでやり続けなければいけません。その積み重ねの先に「自信」が生まれるのです。ビッグゲーム前、最後に自分を支えてくれるのは、「これだけやってきたから大丈夫」という確固たる「自信」だけだと思います。今、目の前のことに120%の熱量で向き合えない人間が、ビッグゲーム前になったからと言って向き合える訳がありません。毎日毎日の小さな積み重ねが、最後の大一番で自分の「自信」となり、勝負を左右する局面でも思いっきりプレーができるのだと思います。
関西大学戦までの残り2週間でどれだけの時間をフットボールに懸けられるか。「神は細部に宿る」という言葉にあるように、選手、スタッフ全員が妥協せずに細部にまでこだわり続けられるか。すべては、勝つため、そして日本一になるためです。
次節の関西大学戦でもスタンドから熱いご声援よろしくお願いいたします。
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