主務ブログ2025

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2025主務ブログスタート

投稿日時:2025/05/01(木) 20:43

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 はじめまして。2025年度FIGHTERSの主務を務めさせていただきます、大竹 皓陽(おおたけ こうよう)と申します。一年間、主務ブログを通じてチームの現状をリアルにお伝えし、私の「覚悟」と「今シーズンにかける思い」をより多くの皆様に知っていただければと思っております。至らぬ点も多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

はじめに、私の略歴について紹介させていただきます。

2016年 啓明学院中学校に入学
タッチフットボール部に入部し、3年生時にはWR/DBで副将として日本一を経験。

2019年 啓明学院高等学校に入学
アメリカンフットボール部に入部し、3年生時にはLB/DBで副将を経験。

2022年 関西学院大学社会学部に入学
FIGHTERSに入部。2年生の春にLBからDLにコンバートし、夏にTEに再コンバート。その後、度重なる怪我を経て、再びLBにコンバート。
そして、今年度主務に就任。

 私たちは昨シーズンの負けを経て、これまでの取り組みを全て見直し、今のチームの現状と課題を明確にし、目指すべきチームの姿について・主務の存在意義について何度も話し合いを重ねてきました。その結果、私が今年度の主務に就任することとなりました。
 私と同じく立候補していた、MGR西村、AS青木、WR川?は、「チームの日本一」を一番に考え、覚悟を決めて私に託してくれました。私は、選手とスタッフ全員の想いを背負って主将の前田と共に、「自分で限界を決めず、貪欲に戦い続けることができるチーム」を作り、全員が今年のスローガンである「FIGHT GREED」を体現します。そして、日本一のフットボール選手である前に、日本一の大学生を目指します。「凡事徹底」を掲げ、私生活での一つ一つの行動にこだわり、FIGHTERSの一員として自覚と責任ある行動をとります。
 部員全員がオフシーズンに自分で設定した目標に本気でコミットすることができれば、必ずチームとして良い結果を得られると思います。「どんな人間になって、どんな集団を作って、どんなフットボールをして、最後にどんな勝ち方をしたいのか。そしてFIGHTERSで自分は何を成し遂げたいのか」を強く明確に持ち続け、自分だけではなく周りの人間をも本気にさせるのがFIGHTERSの4年生の使命だと思います。真面目ではなく本気の集団を作り、必ず日本一になります。
 いつも支えてくださっている全ての方、OB/OG、そしてファンの方々の思いも背負って、謙虚な心と感謝の気持ちを忘れずに、大学生活の全てを懸けて全身全霊で取り組んで参りますので、今後とも温かいご声援よろしくお願いいたします。

選んだ道の先に

投稿日時:2025/01/25(土) 12:09

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 お久しぶりです。
 いよいよ最後の主務ブログになりました。1年間、このブログを書くために色々なことを考え悩んできましたが、自分の気持ちや考えを誰かに伝えるために文章にしていく時間は、考えを整理できるだけでなく、私を成長させてくれる大切な時間にもなりました。今まで読んでくださりありがとうございました。
 この4年間は本当に沢山のことがありました。良いこと悪いこと、楽しいこと辛いこと、様々な経験を経てたどり着いたのがあの場所での負けでした。あの時は正直「夢であってほしい」と思いました。全てが終わるのは本当に一瞬でした。涙は出ましたが、試合が終わっても遠征はまだ続いていて、私には泣くよりも先にやらなければいけないことがあったので必死に頭を働かせました。帰ってきてから沢山泣きました。次の日にあった立命館大学と早稲田大学の試合を来年のために撮影しにいった時も、「自分たちは負けた」「もう終わってしまった」という言葉がずっと頭の中にありました。
 ですが、2ヶ月が経とうとする今は、負けたことをそれなりに受け止められるようになりました。もちろん勝ちたかった。4年間、日本一になるために全てをかけて過ごしてきたので、本気で、心の底から、何が何でも勝ちたかったです。本当に本当に悔しかったです。でも、勝っていたら今の自分はいなかった、負けたからこそ味わった感情や経験、学んだこともあったと考えると、この負けも価値のあるものだったのだと思うことができます。
 負けてから「4年間はどうだったか」「今はどんな気持ちか」と聞かれる時、簡単に一言で表すことが難しく色々と考えている中で、今までは「後悔はあるけど納得はしている」が正解だと考えていましたが、今は「反省はあるけど後悔はない」が最適な表現ではないかと思っています。私は「後悔する」という言葉を使うことに少し抵抗があります。なぜなら4年生であり幹部であった私は、自分がした行動を省みてもっとこうしたほうがよかったかもしれないと反省することはあっても、自分がしてきたことが失敗だったと悔やんではいけない、そうならないために考え抜いて行動する責任があると思うからです。私は、今まで自分がしてきた沢山の選択は、正解かどうかは分かりませんが、間違いではなかったと思います。他の選択肢もあったのかもしれませんが、それを選択していたら今の私はいません。選んだ道を進み、沢山の困難の中で成長させてもらってきて存在する今の自分のことを考えると、今のこの私を捨てることはできないと思います。チームや自分以外の人にとってどうだったかについては確信を持つことができませんが、私がしてきた選択が、少しでもチームに、他の誰かに良い影響を与えることができていて欲しいと思います。
 1月26日の壮行会を以て、私たちは卒部し、それぞれの新しい道に進みます。その先にも数え切れないほどの選択と、今まで以上の困難が待っていると思います。でもFIGHTERSで4年間を過ごした今の私は、どんな困難があっても、最後には自分が納得できる道を選ぶことができるだろうという自信があります。私がFIGHTERSで得ることができた一番大きなものは、「選んだ道の先にどんな結果が待っていても、最後には、自分の選択は間違ってはいなかったと納得できるようにしよう」という考え方です。望む結果になるとは限らない、いつ終わりが来るのかもわからない、自分ではどうすることもできないことも沢山ある中で、常に自分がやりたいこと、やるべきことを考え、行動に移す。自分を客観的に見て、自分とは異なる意見を取り入れながらも自分を見失わず、信じる道を、選んだ道を、胸を張って歩く。そしてその先にある結果がどうであっても全てを受け入れ、それらを次の道を進む力に変えていく。この考え方は、これから先どこで何をする時にも私の力に、道標になってくれると思います。今の私にあるこの自信と考え方は、FIGHTERSでの4年間から、今回の負けから得ることができた、そしてここからでしか得ることができなかった、とても大切なものです。振り返っても苦しい時間の方が多い4年間でしたが、今の私になるために、FIGHTERSは絶対に欠かせないものでした。
 未熟な私でしたが、自分がしてきた4年間の取り組みが、FIGHTERSがこれからも「全力を尽くす誰かに沢山の経験と学びと成長を与えてくれる場所」であり続けることに少しでも貢献できていたらと思います。
 最後にはなりましたが、今年度も沢山のご支援、ご声援をいただき本当にありがとうござました。ありきたりな言葉にはなってしまいますが、皆様がいなければ今の私たちは、FIGHTERSはありません。心から感謝申し上げます。
 そして、これからもFIGHTERSをよろしくお願いいたします。

2024年度主務 松浦 佑月
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