主務ブログ2023 2016/2

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“Toughness” 

投稿日時:2016/02/29(月) 06:45

 こんにちは。2回目の更新です。
 第1回目の投稿の後、様々な方から「読んだよ!」とお声をかけていただき、FIGHTERSを応援してくださっている方の多さを実感しました。これからも頑張って更新させていただきます。
 さて、2月の15日から21日まで春季一次全体合宿を行いました。この一次合宿は私にとって今年で3回目ですが、あらゆる合宿の中でも最も過酷で地獄に近い記憶があります。その映像の一部を昨年テレビで取り上げられたこともあってご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、山奥にこもってその土地をフル活用するトレーニングをこれまで経験してきました。今回は種々の事情で学校で行われたこの合宿、今までと同じ合宿をしないために、私たちはチームとして2つのコンセプトを掲げました。
 “心身ともにToughに”
 “己を表現する”
 秋シーズンになれば耳にしてきた「俺らは立命や社会人に1対1やったら負けている。だから精密さで勝負しよう」というこの言葉。1playの理解を極限まで突き詰めて精度で勝負するというのは、FIGHTERSが王者であり続けてきた大きな要因ではあると思う。しかし、それがどこかフィジカルから目を背け、戦術で勝負しようという「逃げ」になっていたのではないか。1対1で勝負できないと、精度にも限界がある。そういう意味を込めてタフになるという目標を立てました。
 “己を表現する”というのは、自分の「勝ちたい!」という想いを表現しようということです。FIGHTERSでは「一喜一憂するな」とよく言われます。勝って初めて喜べばいい、と。しかしそれがどこか「自分の気持ちを出すのは悪いこと」と勘違いし、その結果、昨年のチームは1人1人が自分の本音を隠して縮こまってしまいたように思います。練習中からの本気の勝負や喧嘩、やられたらやり返すという「おもろいFootball」をもう一度取り戻そうという意図で立てました。
 合宿を終えての感想は「これで良かったんかな」というものでした。確かに体は大きくなり、例年の合宿より全員が前向きにトレーニングに向き合い、自分の殻を破って出てきた選手もいました。ただ、これで彼らに近づけたのか。きっと立命も同じようなトレーニングをやっているはず。どこで差をつけに行くのか。自分たちのコンセプトはどれくらい達成できたのか。合宿を終えたときにチームの何人がそう感じることができたのか、とても不安になりました。この合宿をスタートにして、次のステップに進むために、良いチームから勝てるチームへと変化が問われている時期です。根性や気持ちを出して頑張るのは当たり前。「勝つために」何をするのか。AgilityやHitの1つから何にこだわって立命や社会人と差をつけるのか。春の初戦まであと1ヶ月半。皆様に新しい2016年のFightersをお見せできるように、春学期の授業が始まるまでのこの期間が勝負だと思って過ごしていきます。
 チームが進んでいけば新たな不安が生まれ、それに向き合えばまた新たな悩みの種が出てきます。きっと1月3日まで不安や悩みが尽きないことはないと思います。それをチームの成長のチャンスととらえてどれだけ前向きに挑めるのか。タフな男になります。

2016主務ブログスタート

投稿日時:2016/02/15(月) 08:05

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 はじめまして。2016年度FIGHTERSの主務を務めさせていただきます、石井 宏典(いしい こうすけ)と申します。1年間「チームの今」を皆様に伝えていきたいと思います。ここ数年、このブログの更新数が減ってきているので、今年度はしっかりと伝えていきたいと考えております。至らぬ部分が多くございますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

 はじめに、私の簡単な略歴を紹介させていただきます。

2007年 啓明学院中学入学
 タッチフットボール部でQBとして春シーズンに関西優勝を経験

2010年 啓明学院高等学校に進学
 アメリカンフットボール部にQB/H(ホルダー)として所属
 高校3年時に関西大会で、42ydのサヨナラFGを経験

2013年 関西学院大学総合政策学部に進学
 神戸三田キャンパスから通うこともあり、H(ホルダー)としてチームに貢献することを決意
 幸いにも1年時の関西大学戦より昨シーズンまでほぼ全ての試合に出場

 そして今年度、主務に就任しました。
 創部以来初の選手兼主務でありますが、チーム状況や自分たちが勝つためにもう一度「主務」という存在の意義を4年生で話し合った末の決断です。歴代の主務はマネージャー(MGR)から選出されていた為、私と同じく立候補していたMGRの小桜にとっては本当に究極の選択であったと思いますが、彼は「チームの勝利」のために様々な恐怖と闘う覚悟を決め、プライドを捨て、私に託してくれました。
 私は彼をはじめとするこのチームの学生スタッフ全員の想いも背負って、主将・山岸と共に、「人間としてタフな集団」を作っていきたいと考えております。
 まだまだチームも私自身も未熟でございますが、自分自身が「最後の1Playを託される男」をこれからも追求してまいります。そして、昨年の借りを返すべく、1日1日を大切に全力で取り組んでまいります。
 今年度も皆様の暖かいご声援をよろしくお願いいたします。

関西学院大学体育会アメリカンフットボール部
2016年度主務 石井 宏典

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