主務ブログ2023 2017/2

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2017主務ブログスタート

投稿日時:2017/02/19(日) 08:48

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 はじめまして。2017年度FIGHTERSの主務を務めさせていただきます、三木大己(みきたいき)と申します。1年間、Fightersで起こっている様々なことを私なりに分析し、より多くの更新で皆様に伝えていけたらと思います。至らぬ点は多くありますが、どうぞよろしくお願い致します。

 はじめに、私の略歴について紹介させていただきます。

2008年 関西学院中学部に入学
 タッチフットボール部に入部。高槻中学に3年連続で敗れ引退。

2011年 関西学院高等部に入学
 3年生時、立命館宇治高校に春秋ともに敗れ、関西2位という結果に終わる。

2014年 関西学院大学経済学部に入学
 2年生途中までDLとしてプレーし、夏にTEにコンバート。以後はTEとしてプレーし、昨年はスターターとして出場させていただきました。

 そして本年度、主務を務めさせていただきます。
 本年度は昨年度の主力メンバーが多く抜け、戦力的に大きくダウンするなど様々な課題を抱えております。そのような状況であろうとも、我々は「RICE BOWLで社会人に勝って日本一になる」と決意致しました。
 圧倒的に実力が上である相手にどこで勝負するのか、それは「総合力」に尽きると思います。一人一人の絶対に負けないという闘争心、取り組み、一学生としての姿等、全てにこだわりぬいた上で生まれるもの、それが「総合力」であると考えます。私にはその重要性を訴えチームを引っ張る責任があると思い、幹部に立候補致しました。そして、昨年のことは一切抜きにして今年のチームをどうするか、多くの仲間と話し合い、様々な意見を踏まえた上で結果として「主務になる」と決意致しました。
 昨年同様、選手からの選出ということで手探りではありますが、選手として、主務として、一人間として成長し、個人的には「社会人・立命館相手に自分のBlock、Catchでチームを勝たせる」を体現致します。
 新チームは2月より始動しております。練習やトレーニング、ミーティング等様々な場面で私自身を含めた一人一人の心の弱さが露呈するなど、まだまだ未熟な面が目立ちます。各々が自分自身の弱さと謙虚に向き合いつつそれを地道に克服し、一選手として、一人間として強い集団となり、最終的には「RICE BOWLで社会人に勝って日本一になる」を達成すべく、主将・井若、仲間とともに日々精進してまいります。
 本年度も、皆様のご声援をよろしくお願い致します。

関西学院大学体育会アメリカンフットボール部
2017年度主務 三木 大己

後輩たちへ

投稿日時:2017/02/10(金) 06:45

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 1月3日に引退してから、早くも1か月がたちました。この1か月は新しい舞台に出ていくための準備や、学生生活最後の期間として、これまでできなかったことを存分にやろうと、とても多忙な毎日を過ごしています。
 就職先での研修など、これまでは遠い存在であった違うネットワークに足を踏み入れ、多様な価値観を持った人たちと触れ合っていると、だんだんとこの1年間のことが客観的に見えてきました。最後のブログでは、この場を借りて1年間を通じて、思ったこと感じたことを後輩に向けて書きたいと思います。
 4年生になると突然、目の前に自分で考え、判断を求められるようなことが頻繁に起きます。チームの土台を作るのに非常に重要な1月のミーティングではチームの方針や目標、幹部決めなど、そのほとんどが4年生に任されており、自分たちで考えて進めていくことが本当に難しく、「ほんまにこんなに任されるんや。」と感じたのと同時に、自由に伴う責任の重さに押しつぶされそうになる毎日が始まりました。
 それ以降、毎日朝起きた時、ご飯を食べている時、1人での帰り道、「このチームをどうしようか……。」と勝手に頭の中であれこれ考えては、「答えがない」という結論にいたるという堂々巡りを繰り返していました。幹部や各パートのリーダーたちと日付が変わっても、その答えのない課題、問題についてあれやこれやと議論したのも今では良い思い出です。
 しかし、シーズンが深まっていくにつれて、勝つためのチーム作りに正解なんていうものはないんだ、ということに気が付きました。何よりも、自分たちで考えて、どんな些細なことでもいいからそれを信じて、腹をくくって実行する。それの繰り返ししか無いと感じました。どうすれば良いのか分からない時、どうしても正解を求めてしまいますが、「自分はこうやる」「自分たちはこれで結果を出す」という強い意志があれば、そのほとんどはうまくいくのではないかと思います。
 あるコーチがミーティングで「決意とは、自分で決めたことを言う。」「人が決めたことは決意とは言わない。」とおっしゃっていたのを覚えています。部員数が多くなった今だからこそ、この言葉の示す意味は大きい。「本気の本気で俺はやる。」と決めたことしか人は遂行できない、達成できない、ということです。人が掲げた目標にのっかるだけでは何も得るものがなく、途中で挫折する。そこに本当の面白さは無い。
 幸いにもここFIGHTERSは1500人を超えるOB・OGをはじめとして、監督・コーチはもちろんのこと、学校関係者や多くのファンの方々の支えの基で、「本気」でやる環境が整っています。
 下級生の皆はきっと4年生という学年が近づいてきている恐怖を抱きながらも心のどこかで「4年生になったら、頑張ろう」と思っているに違いない。私たち旧4年生はまさにそんな下級生時代を過ごしていたように思います。甲子園ボウル後のこのブログにも書いたように、連れてきてもらった甲子園と比べると、自分たちの手でつかんだ甲子園はその喜びも、見えた景色もすべてが別格でした。
 もし、自分が4年生になったとき、どうなっていたいか、何がしたいか、どんなチームがいいか、そんなことをぼんやりと考えながら、エゴを出して過ごせるのが下級生時のいいところです。4年生になってから、それまで控えメンバーだった人間が「スタメンを取る。」と言って、4年間本気でやってきてスタメンを張っている選手をたった1年で抜くのは至難の業であり、その理由はヒットドリルやアジリティを習得する難しさを知っている選手ならよくわかると思う。
 この1年間、なんとなく周りに合わせて過ごしたとしても、4年生の自分を思い描きながら過ごしても、先輩の為に本気でやったとしても、全部が4年生になった時に自分に返ってくる。熱くて固い「決意」を胸にこの1年をチーム全員で戦ってほしいと思います。
 私たち旧4年生は1年間本当に多くの方々に支えられ、叱咤激励をいただきやってくることができました。ライスボウルは残念でなりませんが、あの立命館大学に2回も勝利できた要因には、情けない4年生と後輩たちが一緒に戦ってくれたことが本当に大きいと思います。
 最後まで偉そうに書いて申し訳ありませんが、私たち2016FIGHTERSはこれから現役チームを支える立場に回ります。これまで応援して、支えていただいた分、新チームをしっかりと支えていきたいと思います。1年間このブログにもお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。そして、2017年度FIGHTERSにもこれまでと変わらぬ、皆様の温かいご声援をよろしくお願いいたします。

関西学院大学FIGHTERS 
2016年度主務 石井 宏典

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