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「勝って泣けばええねん」

投稿日時:2014/08/21(木) 07:11

 「負けて泣くって事はまだまだやり残しがあったっていう証拠や。そんなんおもんない。勝って泣けばええねん。」
 監督が夏合宿最後のハドルでおっしゃった言葉です。今回の夏合宿は我々が「勝って泣く」為に相応しい夏合宿であったのか、少し振り返ってみたいと思います。
 今回の夏合宿は初日から台風とちょうどバッティングしてしまい、出発時間が7時間もズレるアクシデントに見舞われるという前途多難な幕開けでした。初日は合宿所に到着したのが19:00頃であったので練習は行わず、翌日の早朝練習からのスタートとなりました。
 夏合宿初日の練習は一言で言えば「普通」の練習を行ってしまいました。この「普通」と言う言葉はよく大村コーチが使われます。本気で日本一になりたいなら「普通」の取り組みを行っていては絶対になれない。自分で考えて考えて、その考えた自分の計画を行動に移さなければなりません。わざわざ上ヶ原を離れて行った夏合宿であるはずなのに、スタートダッシュをきることも出来ずに文字通り「普通」の練習を行ってしまいました。
 この原因は確実に4年生にあったと感じます。「Challenge」というスローガンを掲げているチームの最上級生が全く Challenge している姿を見せられていないからです。これでは下級生も含めてチーム全体が「普通」の練習を行ってしまいます。
 その夜から4年生はもちろん、下級生含めて様々なチームメイトと話を行っていきました。4年生とはどうすればこの夏合宿を「社会人を倒しての真の日本一」になる為の礎と出来るか、下級生とはこの夏合宿での課題や挑戦することについて話し込みました。この時の私は今までに感じたことのない焦りを感じていました。夏合宿前に行われたパート会や今までの先輩方との話の中で、「チームが変わったと感じるのは夏合宿だった」ということを皆さんが一様に話されていたのを伺っていたからでした。当たり前ではありますが「普通」の練習をただただ9日間行ったところで、「普通」のチームとしてまた上ヶ原に戻ってしまうのではないか、と感じていました。
 今まで以上に多くの部員と話し込んでいく事によって、個人的にはグラウンドで様々な事を分かった上で練習を運営することが出来たとは感じています。それでもまだ私も含めて「普通」でした。ですが、日を追う事に徐々に「パートやユニットを自分が引っ張る」という気持ちがより強く現れてきた4年生が増えだしてきたようにも感じました。
 ある日の夜の学年ミーティングで主将の鷺野が「明日の練習では本当に1つ、これだけは自分がその日の練習でこだわり続けるということや、やり抜くという事を決めて練習に降りよう。」と言いました。全員が各々のパート、ユニット、または個人単位と話し合い、それぞれの「こだわり」を明確にして、その1日は決めたこだわり1つだけでもいいからやり抜こう、と。「こだわり」を決めた次の日の練習では4年生がまだ強烈とまではいかないものの、徐々に行動に表わし始めました。
 あっという間に最終日の練習が終わり、終わりのハドルが始まりました。本当に個人的には「8泊9日もしたか?」と思うほどに瞬く間に終わってしまいました。冒頭の監督の言葉は、やり残しがあるのが一番悔しいことであるし格好の悪いことである、ということだと個人的には考えています。監督の話を聞きながら私自身は「夏合宿では自分は負けて泣いてしまっている」と感じていました。まだまだやり残しの多い夏合宿となってしまいました。
 しかし、まだ幸運にも初戦までは1週間以上の時間があります。初戦の同志社大学戦では、この夏の我々が行ってきた取り組みが結果として出ます。夏合宿では「負けて泣く」という状態に近いものになってしまったかもしれませんが、「勝って泣く」ことができるように上ヶ原に帰ってからの練習に全力で取り組んでいきたいと考えています。

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