主務ブログ2023 2011/8/31

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部旗の意味

投稿日時:2011/08/31(水) 23:17

 こんにちは。主務の森田です。今回は部旗について書きたいと思います。
 ファイターズは、試合を行う際にはサイドラインに必ず部旗を設置し、毎日の練習の際には必ず空高く部旗を揚げます。
 これはファイターズが活動を行っているということをただ知らせるために揚げている訳ではありません。
 そもそも、旗は目印としての役割を持つだけではありません。その旗が示す組織や団体のアイデンティティとして、そこに込められた意味を象徴するシンボルとして掲げられているものです。その旗の下で、人は自分が所属する団体のそのシンボルに恥じない取り組みをするのです。
 例えば、日本の首相が国旗を背に演説されている姿をテレビでよく見ます。それは最も端的に「国を背負う」という覚悟を象徴するものだと思います。
 ファイターズの部旗にも似たような意味があるのではないでしょうか。
 このチームには部員である我々の思いが詰まっています。そして、OB会、後援会、大学関係者、体育会、ファンの方々、近隣住民の方々、その他多くの我々を支えて下さっている方々の思いが託されています。そういった思いと、70年間先輩方が紡いできた歴史、アイデンティティがこのチームには込められています。それを象徴するシンボルが三日月の入った部旗なのです。
 部旗を試合の時に掲げ、その下に立つということは、ファイターズというチームに込められた全てを背負って戦うということであり、毎日の練習で掲げているのは、その背負う覚悟を作り上げる過程を部旗が見ているということです。我々は、グラウンドに降りるとき、試合に臨むとき、掲げられている部旗を見て改めて自分自身を見つめ直す必要があると思います。
 今年、70周年を迎えたことを機に、部旗を試合用、練習用ともに新調しました。3年間甲子園にすら行けていないカド番を迎えている我々ですが、部旗とともに気持ちも一新して、9月4日(日)から始まるリーグ戦に臨みます。

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