主務ブログ2025
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“一人ひとりが立命に勝って日本一”,“Stay hungry, stay foolish”
投稿日時:2009/03/16(月) 23:57
花粉達が、我が物顔で飛び回り、猛威を奮っております。花粉症の私としては、辛い日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?本音を申しますと、日本中の皆さんに、一度はこの苦しみを体験していただきたいとも思ってしまいます。こんにちは、主務の三井です。
さて、ようやくスローガンと目標が決定いたしました。目標は“一人ひとりが立命に勝って日本一”、スローガンは“Stay hungry, stay foolish”です。
これらには、様々な意味と想いをこめています。“一人ひとりが”という部分には、200人近い部員一人ひとりが当事者であり、全員がその責任と自覚を持って取り組もう、幹部だけでも、4年生だけでもなく、全員が取り組もう、という想いが込められています。200人もいると、一人ひとりの責任が見えにくくなりがちです。しかし、確実に一人ひとりが当事者として、その責任を負っています。責任が見えやすいか見えにくいかの違いはありますが、その責任に大小はありません。どれも大切で、それら全てがまっとうされなければ、チームが勝つことはありません。また、自分の責任(たとえそれが見えにくいものであっても)を放棄していては、人として成長することはできません。
また、“日本一”とせず、あえて“立命に勝って日本一”としたのは、最終的に目指す場所は日本一であるとした上で、立命という最大の好敵手の存在を常に意識し続けるためです。まずは立命を超えなければ、日本一には絶対にたどりつけません。
さらに、“勝って”という部分には、アメフトのスキルや試合だけで勝つのではなく、人間的な部分でも勝つという意味です。鳥内監督もたびたび口にされますが、FIGHTERSは“一人前の人間”を育成する集団でもあります。我々がFIGHTERSである限り、「アメフトで勝てれば、他はどうでもいい」ではないのです。
スローガンについても触れておきたいと思います。“Stay hungry, stay foolish”はAPPLE社の創始者であるスティーブ・ジョブス氏が米国スタンフォード大学の卒業式で卒業生へ向けた演説の中で口にした言葉です。Stewart Brandが著した“Whole Earth Catalog”というGoogle文庫版ともいえる書物の最終号(“Whole Earth Epilog”)の裏表紙に掲載されていた言葉だそうです。
直訳すると“常にハングリーであれ、常にバカであれ”ですが、我々なりに意訳し、“固定概念や常識にとらわれず、常に貪欲に、泥臭く、成長し続けろ”という意味でスローガンに設定いたしました。
昨年までのやり方を踏襲すべき点もありますが、今年はそれだけでは、確実に勝てません。今までの当たり前や固定概念を超えて、新たなことに挑戦しなければならないと考えています。昨年の常識、昨年の概念(例えば、こうすればこうなるだろうと言う考え方)をもう一度見直す必要もあるでしょう。その意味で“stay foolish”なのです。
また、私の主観ではありますが、KGはシステムで勝負しているように感じます。確かに、優れたシステムも大切です。しかし、それと同様に、いや、それ以上に、そのシステムを遂行する人間の強い気持ちやマンパワーが大切です。今年は練習中から「絶対上手くなったんねん」「絶対勝ったんねん」という気持ちを前面に押し出していきたいと思います。その意味で“Stay hungry”なのです。
もちろん、“関学らしさ”の全てを捨てるわけではありません。しかし、今年はスマートな関学ではなく、泥臭く気持ちを前面に出した関学で行きます!!
さて、ようやくスローガンと目標が決定いたしました。目標は“一人ひとりが立命に勝って日本一”、スローガンは“Stay hungry, stay foolish”です。
これらには、様々な意味と想いをこめています。“一人ひとりが”という部分には、200人近い部員一人ひとりが当事者であり、全員がその責任と自覚を持って取り組もう、幹部だけでも、4年生だけでもなく、全員が取り組もう、という想いが込められています。200人もいると、一人ひとりの責任が見えにくくなりがちです。しかし、確実に一人ひとりが当事者として、その責任を負っています。責任が見えやすいか見えにくいかの違いはありますが、その責任に大小はありません。どれも大切で、それら全てがまっとうされなければ、チームが勝つことはありません。また、自分の責任(たとえそれが見えにくいものであっても)を放棄していては、人として成長することはできません。
また、“日本一”とせず、あえて“立命に勝って日本一”としたのは、最終的に目指す場所は日本一であるとした上で、立命という最大の好敵手の存在を常に意識し続けるためです。まずは立命を超えなければ、日本一には絶対にたどりつけません。
さらに、“勝って”という部分には、アメフトのスキルや試合だけで勝つのではなく、人間的な部分でも勝つという意味です。鳥内監督もたびたび口にされますが、FIGHTERSは“一人前の人間”を育成する集団でもあります。我々がFIGHTERSである限り、「アメフトで勝てれば、他はどうでもいい」ではないのです。
スローガンについても触れておきたいと思います。“Stay hungry, stay foolish”はAPPLE社の創始者であるスティーブ・ジョブス氏が米国スタンフォード大学の卒業式で卒業生へ向けた演説の中で口にした言葉です。Stewart Brandが著した“Whole Earth Catalog”というGoogle文庫版ともいえる書物の最終号(“Whole Earth Epilog”)の裏表紙に掲載されていた言葉だそうです。
直訳すると“常にハングリーであれ、常にバカであれ”ですが、我々なりに意訳し、“固定概念や常識にとらわれず、常に貪欲に、泥臭く、成長し続けろ”という意味でスローガンに設定いたしました。
昨年までのやり方を踏襲すべき点もありますが、今年はそれだけでは、確実に勝てません。今までの当たり前や固定概念を超えて、新たなことに挑戦しなければならないと考えています。昨年の常識、昨年の概念(例えば、こうすればこうなるだろうと言う考え方)をもう一度見直す必要もあるでしょう。その意味で“stay foolish”なのです。
また、私の主観ではありますが、KGはシステムで勝負しているように感じます。確かに、優れたシステムも大切です。しかし、それと同様に、いや、それ以上に、そのシステムを遂行する人間の強い気持ちやマンパワーが大切です。今年は練習中から「絶対上手くなったんねん」「絶対勝ったんねん」という気持ちを前面に押し出していきたいと思います。その意味で“Stay hungry”なのです。
もちろん、“関学らしさ”の全てを捨てるわけではありません。しかし、今年はスマートな関学ではなく、泥臭く気持ちを前面に出した関学で行きます!!
2009主務ブログスタート!
投稿日時:2009/02/25(水) 09:12
暖かい日が増えて来た季節の変わり目、皆様いかがお過ごしでしょうか? はじめまして。2009年度の主務を務めさせていただきます、三井良太です。至らぬところも多々ございますが、一年間宜しくお願い致します。
昨年の11月30日に立命に敗れ、2009年FIGHTERSがスタートし早2ヶ月半が経ちました。2月よりパートごとに走りこみやスキルの練習が始まり、第3フィールドに活気が溢れています。また、パートごとのミーティング(勉強会)や、その習熟度を測るテストも行われており、11月23日に向けてカウントダウンが始まっていることを実感しております。
昨年の立命戦をご覧になられた方は感じていらっしゃると思いますが、立命と我々の差は点差以上に開いています。それも途方もない差です。立命戦まで後279日。実際に練習できる日数となるとさらに限られてきます。その中で我々は立命館との途方もない差を埋めなければいけません。そのためには、チームが結束する必要があります。そして、その上で立命館より遥に良い一日一日、一瞬一瞬を過ごさなければなりません。
そう考えると、まだまだ満足のいく練習はできていません。練習中から、もっと立命の選手をイメージして取り組む必要があります。このHitで立命の選手に当たり勝てるのか?このTackleで立命の選手を仕留められるのか?ということを常に考え続けなければなりません。
もちろん、立命をイメージしなければならないのは何も選手だけではありません。我々スタッフも同様です。スタッフとしてのレベルでも立命のスタッフより上を行かなければなりません。その点で比較するのは難しいかもしれませんが、意識し続けなければいけないと考えています。MGRなら立命よりもいいビデオを撮り、立命より円滑に組織を運営しなければいけません。TRなら立命より怪我人を少なくし、関学の選手を立命の選手よりフィジカル的にタフに育て上げなければいけません。アナライジングスタッフも立命の分析スタッフよりも精度の高い分析をしなければいけません。
課題は多く、時間は限られています。しかし、我々は主将新谷を中心に、一年間絶対にやりきります。11月23日に向けて、さらにその先まで、全力で走りきります。
これから気の向くまま、風の向くまま更新を重ねてまいりますので、皆様ご愛読の程よろしくお願い致します。
また、2009年度FIGHTERSに変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
昨年の11月30日に立命に敗れ、2009年FIGHTERSがスタートし早2ヶ月半が経ちました。2月よりパートごとに走りこみやスキルの練習が始まり、第3フィールドに活気が溢れています。また、パートごとのミーティング(勉強会)や、その習熟度を測るテストも行われており、11月23日に向けてカウントダウンが始まっていることを実感しております。
昨年の立命戦をご覧になられた方は感じていらっしゃると思いますが、立命と我々の差は点差以上に開いています。それも途方もない差です。立命戦まで後279日。実際に練習できる日数となるとさらに限られてきます。その中で我々は立命館との途方もない差を埋めなければいけません。そのためには、チームが結束する必要があります。そして、その上で立命館より遥に良い一日一日、一瞬一瞬を過ごさなければなりません。
そう考えると、まだまだ満足のいく練習はできていません。練習中から、もっと立命の選手をイメージして取り組む必要があります。このHitで立命の選手に当たり勝てるのか?このTackleで立命の選手を仕留められるのか?ということを常に考え続けなければなりません。
もちろん、立命をイメージしなければならないのは何も選手だけではありません。我々スタッフも同様です。スタッフとしてのレベルでも立命のスタッフより上を行かなければなりません。その点で比較するのは難しいかもしれませんが、意識し続けなければいけないと考えています。MGRなら立命よりもいいビデオを撮り、立命より円滑に組織を運営しなければいけません。TRなら立命より怪我人を少なくし、関学の選手を立命の選手よりフィジカル的にタフに育て上げなければいけません。アナライジングスタッフも立命の分析スタッフよりも精度の高い分析をしなければいけません。
課題は多く、時間は限られています。しかし、我々は主将新谷を中心に、一年間絶対にやりきります。11月23日に向けて、さらにその先まで、全力で走りきります。
これから気の向くまま、風の向くまま更新を重ねてまいりますので、皆様ご愛読の程よろしくお願い致します。
また、2009年度FIGHTERSに変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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