主務ブログ2025
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リスタート
投稿日時:2009/08/08(土) 15:56
約2週間の試験期間を経て、8月1日より全体練習を再開致しました。
春の出来はご承知の通り、最悪なものでした。専門誌には「どうした、関学?」とまで書かれました。“一人一人が立命に勝って日本一”と言う目標を達成するために、我々はこの夏で進化しなければなりません。
そこで、主将の新谷が上ヶ原通信にも書きましたが、夏のテーマなるものを定めました。
そのテーマとは“こだわりを持つ”です。この夏で一人ひとりが急激な成長を遂げることが求められます。それと同時に、この夏を通して、“自信”を持つことも必要です。
何か一つ「これだけはやり切る、上達する」という“こだわり”を持つことで、成長できる。また、“こだわり”をもって、夏をやり切ることで、「自分はできるんだ」という“自信”を得られると考えました。
また、4年生は7月31日にお互いが“こだわる”ことを発表しあい、お互いの覚悟を確認し合いました。
そうして、8月1日より練習を再開しました。確かに、春よりは声も出ていて雰囲気も良くなっています。しかし、まだまだです。幹部が、4年生一人ひとりが、もっと自分自身をストイックな状況に追い込み、お互いに要求しあわなければなりません。もっとです。
しかし、何も悪いことばかりではありません。3年生、2年生の中にメンタル的に成長している者がいるのは頼もしく思います。
情けない四回生を蹴り上げてくれています。何も、蹴り上げられている状況が嬉しいのではなく、そういうことをできる存在が下の学年に出てきていることをうれしく、また、頼もしく感じます。
彼らの“勝ちたい”という想いをひしひしと感じます。こんな後輩達の想いを無駄にしてはいけないと感じますし、当たり前ですが、彼らの想い以上の物を4年生は示さなければいけません。
あと2日で合宿が始まります。チームを一つにまとめる最大のチャンスです。必ず、全員がこのチームで勝ちたいと思える最高のチームを作りあげて見せます。
春の出来はご承知の通り、最悪なものでした。専門誌には「どうした、関学?」とまで書かれました。“一人一人が立命に勝って日本一”と言う目標を達成するために、我々はこの夏で進化しなければなりません。
そこで、主将の新谷が上ヶ原通信にも書きましたが、夏のテーマなるものを定めました。
そのテーマとは“こだわりを持つ”です。この夏で一人ひとりが急激な成長を遂げることが求められます。それと同時に、この夏を通して、“自信”を持つことも必要です。
何か一つ「これだけはやり切る、上達する」という“こだわり”を持つことで、成長できる。また、“こだわり”をもって、夏をやり切ることで、「自分はできるんだ」という“自信”を得られると考えました。
また、4年生は7月31日にお互いが“こだわる”ことを発表しあい、お互いの覚悟を確認し合いました。
そうして、8月1日より練習を再開しました。確かに、春よりは声も出ていて雰囲気も良くなっています。しかし、まだまだです。幹部が、4年生一人ひとりが、もっと自分自身をストイックな状況に追い込み、お互いに要求しあわなければなりません。もっとです。
しかし、何も悪いことばかりではありません。3年生、2年生の中にメンタル的に成長している者がいるのは頼もしく思います。
情けない四回生を蹴り上げてくれています。何も、蹴り上げられている状況が嬉しいのではなく、そういうことをできる存在が下の学年に出てきていることをうれしく、また、頼もしく感じます。
彼らの“勝ちたい”という想いをひしひしと感じます。こんな後輩達の想いを無駄にしてはいけないと感じますし、当たり前ですが、彼らの想い以上の物を4年生は示さなければいけません。
あと2日で合宿が始まります。チームを一つにまとめる最大のチャンスです。必ず、全員がこのチームで勝ちたいと思える最高のチームを作りあげて見せます。
“厳しさ”
投稿日時:2009/04/11(土) 00:40
桜の花と新入生達にキャンパスが彩られ、活気があふれる時期になりました。三年前を懐かしく感じます。こんにちは、主務の三井です。
さて、今回は、前回お話ししていた通り、“厳しさ”の本質について書きたいと思います。
“厳しい”。デジタル大辞泉によると、「1.厳格で少しのゆるみも許さないさま。厳重である。2.いいかげんな対処が許されないさま。困難が多くて、大変なさま。3.自然現象などの程度が著しいさま。4.物事の状態が緊張・緊迫しているさま。…」となっています。厳しいと一言で言っても、これほどの意味を含んでいるのです。では、日本一を目指す取り組みの上で、“厳しく取り組む”とはどういうことなのでしょうか?
私は、上記の1.と2.の“厳しい”が当てはまると思います。練習中に少しのゆるみも許してはいけないし、いいかげんな練習やいいかげんな仕事も許してはいけません。要は、妥協なく取り組むということだと思います。
妥協なく取り組むという事が“厳しい”ということだとしても、厳しくするということと、しんどくするということとは全くの別物であると思います。厳しくした結果、しんどいという事はあるかもしれません(というか、ほぼ間違いなくしんどいのですが)。しかし、練習や行動の本質をとらえて、その本質を妥協なく追求し続けるということが真の厳しさのであると思います。ただただしんどいことをするというのは訳が違います。
また、“厳しい”とは二元的な意味をはらんだ言葉です。自らに課す厳しさと、周りに対して要求する厳しさです。この両方を部員全員が持ち合わせなければなりません。ストレングスコーチの油谷さんが「自分が決めたことをやり通すのが一番厳しい」とミーティングの際話してくれましたが、確かに自分が決めたことを完璧にやり通すことは、自分に対して相当厳しくないとできないことです。しかし、自分に対して一切の妥協なくやり切れる人間なんて、滅多にいるものではありません。自分ではやっているつもりでも、周りから見ればもっと厳しく取り組めるということは多々あります。だからこそ、他人に対しても厳しくならなければならないのです。自分に厳しくなりきれていないものを、戒めていかなくてはならない。そうすることで、お互いが自らに対して厳しくなっていけると考えます。
とは言うものの、絶対に勘違いしてはならないのは、自分に対して厳しくしようともせずに、他人に対してのみ厳しくするのでは全く意味がないということです。まずは、自分に対して厳しくすることが始まりです。自分が妥協なく取り組もうとすることです。その上で他人に対しても厳しくすることで、その人の言葉に重みが出てくるのです。
この4月に大村さんが新たにコーチに就任しました。大村さんのお陰で、確実に環境は“厳しい”ものに変化しました。しかし、コーチの力を借りての変化だけでは日本一には届きません。我々、部員一人一人が変わらなければなりません。
初戦まで後一週間強。昨年立命に負けてから今までの自分達の取り組み、大村さんが来てくださってからの成長した部分、まだまだ足りない部分など様々なものが顕著に出ると思います。次回はそのもろもろについて書きたいと思います。
では、今回はこの辺りで失礼致します。
さて、今回は、前回お話ししていた通り、“厳しさ”の本質について書きたいと思います。
“厳しい”。デジタル大辞泉によると、「1.厳格で少しのゆるみも許さないさま。厳重である。2.いいかげんな対処が許されないさま。困難が多くて、大変なさま。3.自然現象などの程度が著しいさま。4.物事の状態が緊張・緊迫しているさま。…」となっています。厳しいと一言で言っても、これほどの意味を含んでいるのです。では、日本一を目指す取り組みの上で、“厳しく取り組む”とはどういうことなのでしょうか?
私は、上記の1.と2.の“厳しい”が当てはまると思います。練習中に少しのゆるみも許してはいけないし、いいかげんな練習やいいかげんな仕事も許してはいけません。要は、妥協なく取り組むということだと思います。
妥協なく取り組むという事が“厳しい”ということだとしても、厳しくするということと、しんどくするということとは全くの別物であると思います。厳しくした結果、しんどいという事はあるかもしれません(というか、ほぼ間違いなくしんどいのですが)。しかし、練習や行動の本質をとらえて、その本質を妥協なく追求し続けるということが真の厳しさのであると思います。ただただしんどいことをするというのは訳が違います。
また、“厳しい”とは二元的な意味をはらんだ言葉です。自らに課す厳しさと、周りに対して要求する厳しさです。この両方を部員全員が持ち合わせなければなりません。ストレングスコーチの油谷さんが「自分が決めたことをやり通すのが一番厳しい」とミーティングの際話してくれましたが、確かに自分が決めたことを完璧にやり通すことは、自分に対して相当厳しくないとできないことです。しかし、自分に対して一切の妥協なくやり切れる人間なんて、滅多にいるものではありません。自分ではやっているつもりでも、周りから見ればもっと厳しく取り組めるということは多々あります。だからこそ、他人に対しても厳しくならなければならないのです。自分に厳しくなりきれていないものを、戒めていかなくてはならない。そうすることで、お互いが自らに対して厳しくなっていけると考えます。
とは言うものの、絶対に勘違いしてはならないのは、自分に対して厳しくしようともせずに、他人に対してのみ厳しくするのでは全く意味がないということです。まずは、自分に対して厳しくすることが始まりです。自分が妥協なく取り組もうとすることです。その上で他人に対しても厳しくすることで、その人の言葉に重みが出てくるのです。
この4月に大村さんが新たにコーチに就任しました。大村さんのお陰で、確実に環境は“厳しい”ものに変化しました。しかし、コーチの力を借りての変化だけでは日本一には届きません。我々、部員一人一人が変わらなければなりません。
初戦まで後一週間強。昨年立命に負けてから今までの自分達の取り組み、大村さんが来てくださってからの成長した部分、まだまだ足りない部分など様々なものが顕著に出ると思います。次回はそのもろもろについて書きたいと思います。
では、今回はこの辺りで失礼致します。
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