主務ブログ2025

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プライズマーク

投稿日時:2011/09/16(金) 22:50

 9月も半ばを過ぎると言うのに30度を超す暑い日々が続き、秋の訪れを感じることなくあっという間に2節目を迎えることになりました。今回は試合に足を運んで頂く前に、今年から始めたチームの取り組みの一つについて是非ご紹介したいと思います。
 今シーズンから私たちは「プライズ」という制度を導入しました。これはチームに貢献した部員の取り組みを認め、その努力を称えるものです(聞くところによると、十数年ぶりに復活した、というのが正しいそうですが)。試合で活躍し結果を残したもの、練習を一度も抜けることなくやり通したもの、トレーニングの目標数値をクリアしたもの、学業で結果を残したもの、など評価対象は多岐に渡ります。選手、スタッフ共に、ファイターズの模範となる取り組みを行い、役割を果たし、結果を残したものに、その努力を称えプライズマークが授与されます。
 言うまでもありませんが、チームの中では個人が様々な立場で役割を担って、互いのために成長しようと努力し続けることが必要になります。それは関学のスクールモットーである「Mastery for Service」の精神です。私たちが強いチームになるためには、自然とスクールモットーを体現することが求められます。つまりはプライズマークの数だけ「Mastery for Service」を体現していることを示していると個人的には考えています。ファイターズとしてだけでなく体育会員として、関学生としてのあるべき象徴の印がプライズマークなのです。
 また、部員にとっても取り組みが目に見える形で称賛されるというのは気持ちの良いものです。プライズ獲得のためだけに努力するわけではありませんが、部員同士でプライズを競って切磋琢磨するようになったと感じます。
 プライズマークはヘルメットの後頭部に貼っています。明日の龍谷戦を含め、今後の試合は是非会場まで足を運んでいただき、選手のヘルメットの後ろに注目してみてください。試合でのプレーはもちろんのこと、スクールモットーを体現し、プライズマークを光らせ、胸を張って立つ部員の背中から、普段見えない努力とチームへの思いを感じとっていただければ幸いです。

部旗の意味

投稿日時:2011/08/31(水) 23:17

 こんにちは。主務の森田です。今回は部旗について書きたいと思います。
 ファイターズは、試合を行う際にはサイドラインに必ず部旗を設置し、毎日の練習の際には必ず空高く部旗を揚げます。
 これはファイターズが活動を行っているということをただ知らせるために揚げている訳ではありません。
 そもそも、旗は目印としての役割を持つだけではありません。その旗が示す組織や団体のアイデンティティとして、そこに込められた意味を象徴するシンボルとして掲げられているものです。その旗の下で、人は自分が所属する団体のそのシンボルに恥じない取り組みをするのです。
 例えば、日本の首相が国旗を背に演説されている姿をテレビでよく見ます。それは最も端的に「国を背負う」という覚悟を象徴するものだと思います。
 ファイターズの部旗にも似たような意味があるのではないでしょうか。
 このチームには部員である我々の思いが詰まっています。そして、OB会、後援会、大学関係者、体育会、ファンの方々、近隣住民の方々、その他多くの我々を支えて下さっている方々の思いが託されています。そういった思いと、70年間先輩方が紡いできた歴史、アイデンティティがこのチームには込められています。それを象徴するシンボルが三日月の入った部旗なのです。
 部旗を試合の時に掲げ、その下に立つということは、ファイターズというチームに込められた全てを背負って戦うということであり、毎日の練習で掲げているのは、その背負う覚悟を作り上げる過程を部旗が見ているということです。我々は、グラウンドに降りるとき、試合に臨むとき、掲げられている部旗を見て改めて自分自身を見つめ直す必要があると思います。
 今年、70周年を迎えたことを機に、部旗を試合用、練習用ともに新調しました。3年間甲子園にすら行けていないカド番を迎えている我々ですが、部旗とともに気持ちも一新して、9月4日(日)から始まるリーグ戦に臨みます。

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