主務ブログ2025

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慣れ

投稿日時:2011/10/11(火) 13:58

 先日の9日(日)、関学高等部ファイターズが第3フィールドで行った試合で勝利し、県1位で全国大会出場を決めました。ひとまずおめでとう!全国大会での初戦は立命館宇治高校。大学より先に行われる立命館との勝負。正念場を制して一気に駆け上がってほしいと思います。
 大学ファイターズは先週の第3節・神戸大学戦、リーグ開幕後初めての晴天での中、勝利することができました。この試合では、ディフェンスコーチの計らいにより、ディフェンスのユニフォームを着ている4年生全員が出場する「4年生シリーズ」の機会を作って頂きました。普段はレギュラーとしてではなく対戦チームを模擬するスカウトチームとして取り組んでいる者を含め、一丸となって相手オフェンスをパントに追いやって、きっちりと止めてくれたことは大変嬉しい限りでした。レギュラーでなくても、チームに貢献するために続けた努力を、コーチはしっかりと見てくださっていることを実感します。これが他の部員への刺激になればよいと思います。
 さて、この試合、前半は良いスタッツを残しています。第1クォーターからスタートダッシュをかけることができ、課題であったスロースタートという面はこの試合では改善されました。しかし、1試合を通じて見れば、特に後半は満足のいくものではありませんでした。減らない反則、自らリズムを崩したまま立て直すことなく流されてしまうことなど、まだまだ致命傷となる課題が残されています(選手個々の反省は関学スポーツ企画「ALL GRIT」のインタビューに掲載されています)。
 この一週間、神戸大学戦で出たそれぞれの課題を克服するために取り組んできましたが、昨日の練習後、監督からは「まだまだ完成度が低すぎる」と一蹴される始末。
 頭ではわかっていても反則が出てしまう。なぜこのようなことになるのか。それは緊張感や危機感の不足ではないかと思います。それが全てではないかもしれませんが、緊張感の不足は「慣れ」からきているのではないかと思います。まぁこんなもんだ、しょうがない、何とかなる、と思っている「慣れ」の状態では絶対に変われません。
 過去の経験から、私たちは1つの反則、1つのプレー、1人の行いで流れが変わってしまう恐さを重々承知しているはずです。シーズンが深まるにつれ、いつ何時レギュラー組が負傷するかもしれません。そうなれば交代メンバーだけでなく、誰もが試合に出る可能性があります。誰が出ても勝ちきれるだけの力を残された時間で身につけないといけないという危機意識を本当に感じてほしいと思います。上級生は自分達の経験からその危機感をもっと伝えていかなければなりません。
 ライバルたちの圧倒的な強さを目の当たりにしているこの状況下で、今までの練習・生活のまま、今の自分に慣れて止まっている暇はありません。次節の甲南戦までにどれだけの緊張感と危機感のもと、皆が準備して臨めるかが勝負です。

セルフマネジメント

投稿日時:2011/10/01(土) 09:26

 こんにちは。主務の森田です。
 先週から秋学期の授業が始まり、大学には多くの学生が集い、夏の閑散としたキャンパスとはまるで別の場所のようになりました。
 授業が始まってからは、フットボールにだけ集中できた夏とは違い、部員は学生の本分である学業にも力を入れなければなりません。授業、勉強、練習、トレーニング、ミーティング、治療など、限られた時間の中で取り組む課題が山積しています。
 シーズンの全体練習ではプレーの確認が増え、基礎練習の時間をあまりとることができずに、本当に大切な基礎練習は個人で時間を作って取り組まなければなりません。取りくむべき課題と毎日のスケジュールを事前にしっかり考えて行動することが求められます。また、それと同時にパフォーマンスを維持するための体調管理を含め自己管理の徹底がとても大切です。
 また、今年度ファイターズは文武両道にもより一層力を入れています。試合に出場する条件として、学業もしっかり取り組むことを求めるルールを導入しました。例えレギュラーであろうと規定の単位数をクリアしなければ出場を認めません。非常に厳しいルールではあるものの、部員一同、腰を据えて学業に向き合い努力した結果はこの春学期に関して言うと、確実に良い結果が出ました。
 今年は誰からも愛されるチームとなることを目指しています。一日の生活の自己管理、心技体の鍛錬、文武両道に対する積極的な姿勢等、多くのことをマネジメントしなければなりませんが、それを部員の誰もが当たり前のようにできるようになって初めてこのチームが応援してもらえるようになり、関学のシンボルとして認められる存在になれると思います。
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