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「関京戦 2011」

投稿日時:2011/11/08(火) 20:05

 28-27。2009年、「京都大学は怖い」「伝統の一戦」と言われる所以を、私たちは身を持って経験しました。
 このとき、1977年の「涙の日生」や2004年の敗戦など、関京戦の「特殊性」を話やビデオで分かっているつもりになっていたのだと私たちは思い知らされました。
 今シーズンの戦績や統計上の数字での比較は意味を持ちません。既に京大の実力は先週の立命館戦で証明されています。
 何年経とうと、何戦目だろうと、京大の執念と鋭いタックルは健在であり、関学に襲いかかってきます。
 春の京大戦では負傷者を多数出してしまいました。その反省から、同じことを繰り返さないよう、夏を通して一から体作りを徹底的に行い、この日のために備えてきました。
 今年のファイターズの強みは、「チーム力」です。気持ちで勝負してくる相手に対して、全員が気概で上回る。どんなシチュエーションでも、 フィールドの選手、サイドラインを含め、全員で挑む。それが今年のスローガン「ALL GRIT」です。
 この一年取り組んできた2011年度ファイターズのALL GRITが試されます。来る戦いに向けて最後の一週間、心身共に準備をし、全員で挑みます。

部歌「Fight on, KWANSEI」(『関西学院大学 by AERA』を読んで)

投稿日時:2011/10/23(日) 14:35

 日が落ちると第3フィールドには甲山からの冷たい風が吹き、練習する部員も冬用ウェアにすっかり衣替えをする時期になりました。
 先週の10月13日に朝日新聞社から「関西学院大学 by AERA」が発売されました。
 さっそく当日の朝、関学生協にて購入しました。数ある記事の中でも、私の目当ては、やはり石井晃先生が書かれたアメリカンフットボール部についての8ページでした。
 既にお読みになった方はご存知だと思いますが、その中にチームソング「Fight on, KWANSEI」について、歌ができた歴史や歌詞に込められた意味が紹介されている記事がありました。
 「Fight on, KWANSEI」には以下の一節があります。
 "Fight clean and be proud of the victor's name."
 私はこの一節が好きです。というのも、この1文がファイターズの原点であるような気がしてならないからです。石井先生のお言葉をお借りすると、ここには「潔く戦い、勝利者の名を誇りに思い、その名に恥じないチームとしての品格を持て」という深い意味が込められています。
 ファイターズの最大の目的は、日本一になること。それを成し遂げるためには、安直に勝利だけを求めるのではなく、チームとしての品格が必要であるということです。
 勝ちたいという思いで、周到な準備をし、対する相手に堂々と挑み、勝ってなんぼの世界であることは承知の上で、品格の獲得をも目指すのがファイターズです。それがこのチームの良さであると改めてAERAを読んで思います。品格があってこそ2011年度ファイターズが目指している「皆から応援してもらえるチーム」にもなれるというものです。
 AERAのその他特集記事では、関学卒業生の社会での活躍や、人材教育に貢献されている教授の方々、関学の施設、様々な課外活動を行う現役学生らを紹介しているもので、関学の歴史と今が凝縮された一冊です。
 団体の紹介ページにある、全体育会1600名が第3フィールドアメリカンフットボール場の三日月の校章を囲んで肩を組み笑顔で写っている写真は中々の壮観です。
 「関西学院大学 by AERA」は、甲南戦に引き続き次節・関大戦でもグッズブースで販売予定です。是非2011年度イヤーブックと一緒に購読していただき、2011ファイターズのことをより多くの方に知っていただきたい、そしてその上で応援していただきたいと思います。
 来る決戦には、部員全員でハドルを組み、この一年取り組んできた分の思いを込めて、堂々と声高らかに「Fight on, KAWNSEI」を歌います。
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