主務ブログ2025
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「上々の滑り出し」?
投稿日時:2012/09/06(木) 22:46
まず、2012FIGHTERSの初陣を、足元の悪い中を足を運んでいただき観戦いただきましたファンの皆様、本当にありがとうございます。試合開始前、急なにわか雨と雷鳴で開始時間の順延の可能性もあり、一時はどうなることかと不安でしたが、無事予定通りに試合開始されました。王子スタジアムに晴れ間が戻ると同時に会場内に多くの観客の方々が入場され、メインスタンドがどんどん青色に染まっていったことで、私自身、不安な心が晴れ、勇気が湧いてきたことを覚えております。皆様のご声援に部員一同を代表いたしまして心より感謝申し上げます。
スコアボードだけを見ると55対6で勝利し、一夜明けた翌日は多くのメディアに「上々の滑り出し」と書いていただきましたが、我々としては良かったことは「勝利した」ということだけで、内容は散々でした。
まず、反省すべき点は試合を後に控えた1週間にさかのぼります。開幕試合の前日にして「ただ普通に試合を迎える」雰囲気が漂ってしまっていたような気がします。そのことを気づかせるかのように、大村コーチからは試合前日の練習の後に「最悪のことを想定してから試合会場に来い」という言葉をいただきました。
本来ならば、試合前の練習やミーティングを通して下級生たちに初戦の怖さや試合への心の準備、意識づけをするのは幹部を中心とした4年生がするべきです。FIGHTERSは4年生のチームだということを分かっておきながら、実行できていない。特に私が一番アンテナを張っていないといけないところであるのに、この期に及んで気づかされたことに、自分自身の存在が恥ずかしく小さく思えました。
試合内容も芳しくはありません。いわゆる「しょうもないミス」の連続でした。特に2枚目以降のミスが多く目立ちました。これは4年生や1枚目で試合に出場する人間の危機感が足りていないということが言えます。
自分自身のプレーの質を上げることが、チームのレベルを高めることになるのは言うまでもありませんが、試合で何が起こるか分からないこのスポーツにおいて、1枚目がもし怪我等でプレーの続行が難しくなった時に、2枚目以降が出場しても1枚目と何ら引けを取らず、FIGHTERS本来のプレーが出来るよう、理解し実行していく必要があります。もちろん1枚目メンバーにもミスはあり、我々はまだまだ完成度の低いチームなのだということを実感させられました。
しかし、このシーズン中において1戦1戦で強くなるためには、次の試合までにどれだけ多く、細かな課題を見つけ出し、それを克服するためにどんな練習をすればいいのかを考えること。チームからミスする可能性を無くしていくことが、チームが強くなることです。
OFF明けの今週の練習が一番大切です。まず、更に準備を万全なものにしていきたいと思います。
次節、同志社戦ではさらに成長したFIGHTERSをお見せします。9月15日(土)@王子スタジアム 17:00キックオフです。是非とも会場まで足を運んでいただき、熱いご声援をよろしくお願い致します。
スコアボードだけを見ると55対6で勝利し、一夜明けた翌日は多くのメディアに「上々の滑り出し」と書いていただきましたが、我々としては良かったことは「勝利した」ということだけで、内容は散々でした。
まず、反省すべき点は試合を後に控えた1週間にさかのぼります。開幕試合の前日にして「ただ普通に試合を迎える」雰囲気が漂ってしまっていたような気がします。そのことを気づかせるかのように、大村コーチからは試合前日の練習の後に「最悪のことを想定してから試合会場に来い」という言葉をいただきました。
本来ならば、試合前の練習やミーティングを通して下級生たちに初戦の怖さや試合への心の準備、意識づけをするのは幹部を中心とした4年生がするべきです。FIGHTERSは4年生のチームだということを分かっておきながら、実行できていない。特に私が一番アンテナを張っていないといけないところであるのに、この期に及んで気づかされたことに、自分自身の存在が恥ずかしく小さく思えました。
試合内容も芳しくはありません。いわゆる「しょうもないミス」の連続でした。特に2枚目以降のミスが多く目立ちました。これは4年生や1枚目で試合に出場する人間の危機感が足りていないということが言えます。
自分自身のプレーの質を上げることが、チームのレベルを高めることになるのは言うまでもありませんが、試合で何が起こるか分からないこのスポーツにおいて、1枚目がもし怪我等でプレーの続行が難しくなった時に、2枚目以降が出場しても1枚目と何ら引けを取らず、FIGHTERS本来のプレーが出来るよう、理解し実行していく必要があります。もちろん1枚目メンバーにもミスはあり、我々はまだまだ完成度の低いチームなのだということを実感させられました。
しかし、このシーズン中において1戦1戦で強くなるためには、次の試合までにどれだけ多く、細かな課題を見つけ出し、それを克服するためにどんな練習をすればいいのかを考えること。チームからミスする可能性を無くしていくことが、チームが強くなることです。
OFF明けの今週の練習が一番大切です。まず、更に準備を万全なものにしていきたいと思います。
次節、同志社戦ではさらに成長したFIGHTERSをお見せします。9月15日(土)@王子スタジアム 17:00キックオフです。是非とも会場まで足を運んでいただき、熱いご声援をよろしくお願い致します。
こだわり
投稿日時:2012/08/27(月) 23:08
合宿が終わってからの1日1日は、今まで3年間の夏の練習と比較して、あっと言う間に過ぎていっているように感じる。このまま気が付いたらシーズン終盤になってしまっているのではないか。そう思うと、あっさりと過ぎて行ってしまう1日に、自分も含めて4年生の力不足を感じる。
「こんな練習でええんか?」先日の練習について松岡コーチ(前年度主将)に叱咤された。とても悔しかったが、言い返せなかった。無論、私を含め、この練習の雰囲気をつくっているのは4年生だった。
「近大は初戦、我々を食ったろうと思てるで。」何日か前の練習後のハドルで鳥内監督がおっしゃった。監督はこの日、秋のリーグ戦を前にした合同記者会見に出席し、他校のインタビュー、コメントを聞いての感想を我々に話してくださった。
近畿大学は時本コーチ(元オンワードスカイラークス、NFLヨーロッパLB)が加わわれてから、練習、部内の雰囲気がガラリと変わったという噂を何度か耳にしている。練習で積みあげてきたものを初戦では爆発させてくるに違いない。我々との試合の為にトリックプレーも準備しているに違いない。
もちろん我々は1戦1戦優勝を成し遂げるための試合にしなければならない。彼らの前に立つときに断固たる決意で挑むことができれば、たとえ相手がどんなことを繰り出してこようとも、目の前の1プレーに集中することができるだろう。
しかし、今の我々の練習内容で、果たしてそのような気持ちでフィールドに立てるのだろうか。JVチーム相手にフィニッシュが出来ないオフェンス。スタートから思いっきりかけることが出来ずにズルズルとゲインを許してしまうディフェンス。サイドラインに一体感がないキッキング。練習がこの状態では、試合で相手の気持ちまで折ってしまうようなフィニッシュ、いかなる状況でも思い切りの良いプレーが出来るユニットになど成れるわけがない。
試合中、その場、その場でたまたま起こるBig Playを待っていたのでは勝つことが出来ない。細かいことにこだわって努力(練習)していれば、試合でピンチをチャンスに変えられるチームになれる。そんなチームにならなければリーグ戦を勝ち抜くことなどできない。試合で大切なのは、地味であろうが、泥くさかろうが、なんだろうが、オフェンスが、ディフェンスが、キッキングが練習でこだわってきたことを同じようにこだわり続けるだけ。
もっと足元に目を向けて、まず「4年生が一番にこだわっている。」と胸を張って言えるような練習をします。
最後になりましたが、2012年度Fightersが挑む正念場、秋のリーグ戦が開幕します。初戦は9月2日(日)@神戸市立王子スタジアム、17:00Kickoffです。是非、会場まで足を運んでください。応援の程宜しくお願い致します。
「こんな練習でええんか?」先日の練習について松岡コーチ(前年度主将)に叱咤された。とても悔しかったが、言い返せなかった。無論、私を含め、この練習の雰囲気をつくっているのは4年生だった。
「近大は初戦、我々を食ったろうと思てるで。」何日か前の練習後のハドルで鳥内監督がおっしゃった。監督はこの日、秋のリーグ戦を前にした合同記者会見に出席し、他校のインタビュー、コメントを聞いての感想を我々に話してくださった。
近畿大学は時本コーチ(元オンワードスカイラークス、NFLヨーロッパLB)が加わわれてから、練習、部内の雰囲気がガラリと変わったという噂を何度か耳にしている。練習で積みあげてきたものを初戦では爆発させてくるに違いない。我々との試合の為にトリックプレーも準備しているに違いない。
もちろん我々は1戦1戦優勝を成し遂げるための試合にしなければならない。彼らの前に立つときに断固たる決意で挑むことができれば、たとえ相手がどんなことを繰り出してこようとも、目の前の1プレーに集中することができるだろう。
しかし、今の我々の練習内容で、果たしてそのような気持ちでフィールドに立てるのだろうか。JVチーム相手にフィニッシュが出来ないオフェンス。スタートから思いっきりかけることが出来ずにズルズルとゲインを許してしまうディフェンス。サイドラインに一体感がないキッキング。練習がこの状態では、試合で相手の気持ちまで折ってしまうようなフィニッシュ、いかなる状況でも思い切りの良いプレーが出来るユニットになど成れるわけがない。
試合中、その場、その場でたまたま起こるBig Playを待っていたのでは勝つことが出来ない。細かいことにこだわって努力(練習)していれば、試合でピンチをチャンスに変えられるチームになれる。そんなチームにならなければリーグ戦を勝ち抜くことなどできない。試合で大切なのは、地味であろうが、泥くさかろうが、なんだろうが、オフェンスが、ディフェンスが、キッキングが練習でこだわってきたことを同じようにこだわり続けるだけ。
もっと足元に目を向けて、まず「4年生が一番にこだわっている。」と胸を張って言えるような練習をします。
最後になりましたが、2012年度Fightersが挑む正念場、秋のリーグ戦が開幕します。初戦は9月2日(日)@神戸市立王子スタジアム、17:00Kickoffです。是非、会場まで足を運んでください。応援の程宜しくお願い致します。
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