主務ブログ2025
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特別な相手
投稿日時:2015/09/10(木) 08:47
桃山学院大学との初戦を50-0で勝利し、第2節での京都大学戦に臨みます。私は京都大学との対戦は第5節でしか経験していません。京大戦をこれほど怖いと感じたのは初めてです。
京都大学との試合は伝統の「関京戦」という特別な位置付けにあります。これまでの何十回という対戦の中でその度に歴史に残る戦いをしてきました。それは第2節であろうと第5節であろうと変わらないはずです。京都大学がこの一戦に懸ける気持ちは最終戦にかけるものと同じ。死にもの狂いで、本気で私たちを倒しにきます。他のすべてを投げ出してでも私たちに勝つ、倒しに来るのが京都大学です。
第1節の試合終了後、監督は試合を振り返ってこのようにおっしゃいました。
「今回の試合は、これから対決する相手に良いビデオを贈る結果になってしまった。層が薄い。まだまだあかん。」
私たちの課題は明確に現れている。多くの課題が残っているこの状況で京都大学との試合を迎えることに大きな不安を感じています。ただでさえ強い気持ちを込めてくる相手に、多くの課題を残す状況で、例年より短い準備期間で臨まなければならないのです。
しかしこの状況の中で、現在の練習の中には「危機感」が足りていません。心のどこかで「勝てるだろう」という慢心があるのではないか。2004年の敗北を最後に、それ以降は京都大学相手に負けていないこともそうなっている一つの要因かもしれません。そのような慢心は油断を生み、思わぬ結果を招きます。昨年までの結果は今年には何も関係ありません。昨年の結果は昨年のチームが得たもので、私たち今年のチームが勝手に強くなることはありません。
京都大学との試合まであと3日。全身全霊をかけ本気で私たちを倒しに来る京都大学を相手に、私たちは今の全力で戦うしかありません。そのための準備期間は限られています。1分1秒を勝つために繋げていきます。
京都大学との試合は伝統の「関京戦」という特別な位置付けにあります。これまでの何十回という対戦の中でその度に歴史に残る戦いをしてきました。それは第2節であろうと第5節であろうと変わらないはずです。京都大学がこの一戦に懸ける気持ちは最終戦にかけるものと同じ。死にもの狂いで、本気で私たちを倒しにきます。他のすべてを投げ出してでも私たちに勝つ、倒しに来るのが京都大学です。
第1節の試合終了後、監督は試合を振り返ってこのようにおっしゃいました。
「今回の試合は、これから対決する相手に良いビデオを贈る結果になってしまった。層が薄い。まだまだあかん。」
私たちの課題は明確に現れている。多くの課題が残っているこの状況で京都大学との試合を迎えることに大きな不安を感じています。ただでさえ強い気持ちを込めてくる相手に、多くの課題を残す状況で、例年より短い準備期間で臨まなければならないのです。
しかしこの状況の中で、現在の練習の中には「危機感」が足りていません。心のどこかで「勝てるだろう」という慢心があるのではないか。2004年の敗北を最後に、それ以降は京都大学相手に負けていないこともそうなっている一つの要因かもしれません。そのような慢心は油断を生み、思わぬ結果を招きます。昨年までの結果は今年には何も関係ありません。昨年の結果は昨年のチームが得たもので、私たち今年のチームが勝手に強くなることはありません。
京都大学との試合まであと3日。全身全霊をかけ本気で私たちを倒しに来る京都大学を相手に、私たちは今の全力で戦うしかありません。そのための準備期間は限られています。1分1秒を勝つために繋げていきます。
自分次第
投稿日時:2015/08/25(火) 22:04
先週に夏合宿を終えて、そして今週末には早くもリーグ初戦を迎えます。
8月1日から始まった上ケ原の練習では、昨年よりも気温等の値が下がる時間が遅く、17時にようやく練習が開始できるという状況が続いていました。17時までの時間についても日陰でしか練習できず、十分に練習できない日がほとんどという状況です。それに加え、7日と8日の練習が雷により中止となってしまい、本来オフであった9日の午前中に急遽練習を行いました。
そんなバタバタもありましたが、今年も例年同様に8月10日から18日の8泊9日の日程で夏合宿が行われました。期間中は天候に恵まれ、昨年と比べると日差しが強く気温が高かったですが、それでも上ケ原と比べると格段に練習に適した環境でした。
テスト期間終盤から合宿までの期間で4年生は毎日ミーティングをし、各々の夏合宿での目標とこだわりを話し合い、「チームをどうするのか」「学年をどうするのか」「自分がどうなるのか」ということについて考えました。夏合宿はチームが変わる最後のチャンスだと毎年言われますが、今年もまさにその通りであったと思います。社会人を倒して日本一という目標を掲げたこのチームが、普通の取り組みをしていてはその目標を達成することは到底出来ません。今までの「普通」の取り組みからチームが「変わる」最後のチャンスがこの夏合宿であると認識し、4年生は各々の目標を決めました。
この夏合宿を過ごす中で、合宿中の全体ミーティングで大村コーチがおっしゃった「全ては自分次第」という言葉が特に印象に残っています。チームを変えることもパートを変えることも自分自身を変えることも、突き詰めて考えるとこの言葉に集約されるのではないかと思うのです。チーム、パート、自分をどうしたいのか。その思いを行動に移せるかどうかは結局のところ「自分次第」です。この合宿という全てをフットボールにかけられる環境は、誰しもがその思いを表現しやすい環境ですが、その環境を利用して自分を変えられるかは結局のところ「自分次第」であると思います。
合宿を終えてチームは少しは変わったと思います。現在は初戦に向けた練習を開始しており、30日から始まるリーグ戦を一戦一戦勝ち抜き、目標である「社会人を倒して日本一」を達成するために常に社会人を意識して日々取り組んで参ります。
8月1日から始まった上ケ原の練習では、昨年よりも気温等の値が下がる時間が遅く、17時にようやく練習が開始できるという状況が続いていました。17時までの時間についても日陰でしか練習できず、十分に練習できない日がほとんどという状況です。それに加え、7日と8日の練習が雷により中止となってしまい、本来オフであった9日の午前中に急遽練習を行いました。
そんなバタバタもありましたが、今年も例年同様に8月10日から18日の8泊9日の日程で夏合宿が行われました。期間中は天候に恵まれ、昨年と比べると日差しが強く気温が高かったですが、それでも上ケ原と比べると格段に練習に適した環境でした。
テスト期間終盤から合宿までの期間で4年生は毎日ミーティングをし、各々の夏合宿での目標とこだわりを話し合い、「チームをどうするのか」「学年をどうするのか」「自分がどうなるのか」ということについて考えました。夏合宿はチームが変わる最後のチャンスだと毎年言われますが、今年もまさにその通りであったと思います。社会人を倒して日本一という目標を掲げたこのチームが、普通の取り組みをしていてはその目標を達成することは到底出来ません。今までの「普通」の取り組みからチームが「変わる」最後のチャンスがこの夏合宿であると認識し、4年生は各々の目標を決めました。
この夏合宿を過ごす中で、合宿中の全体ミーティングで大村コーチがおっしゃった「全ては自分次第」という言葉が特に印象に残っています。チームを変えることもパートを変えることも自分自身を変えることも、突き詰めて考えるとこの言葉に集約されるのではないかと思うのです。チーム、パート、自分をどうしたいのか。その思いを行動に移せるかどうかは結局のところ「自分次第」です。この合宿という全てをフットボールにかけられる環境は、誰しもがその思いを表現しやすい環境ですが、その環境を利用して自分を変えられるかは結局のところ「自分次第」であると思います。
合宿を終えてチームは少しは変わったと思います。現在は初戦に向けた練習を開始しており、30日から始まるリーグ戦を一戦一戦勝ち抜き、目標である「社会人を倒して日本一」を達成するために常に社会人を意識して日々取り組んで参ります。
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