主務ブログ2025

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「日本一の取り組み」とは

投稿日時:2025/06/06(金) 13:13

 新チームが始まってすぐの練習後のハドルで主将の前田が「俺らは甲子園で日本一になるんじゃなくて、毎日練習してるこの上ケ原のグラウンドで日本一になるんやぞ」と言ったことがとても私の心に残っています。
 前田の言う通り、上ケ原で日本一の取り組みをするからこそ甲子園ボウルで望む結果を勝ち取れるのであり、上ケ原でどれだけそれが日々できているのか、部員全員がし続けることができているのか、が最重要課題です。そういう意味で本質的には日本一になるのは甲子園ボウルの舞台ではなく上ケ原のグラウンドです。
 では日本一の取り組みとは何なのか。日本一の取り組みに上限はないからこそ、限界を決めずにがむしゃらにやり続けて、部員全員が高いレベルで取り組むことだと思います。日本一のスタート、ドライブ、フィニッシュ、日本一のタックル、パシュート、そして日本一に相応しい日々の行動、これら全てを部員全員が上ケ原で体現することです。
 しかし、今のチームを見てみると、特に4年生一人一人の甘さによって、これらの取り組みの基準が勝手に低いレベルで作られてしまっていると思います。日本一のレベルで常に考えて毎日の練習をできているとは到底思えない状況です。この現状に対して、何人の4年生が「今のままでは絶対に日本一にはなれない」と本気で焦って、チームを変えようとしているのか。
 2月の新チームが発足した頃に全体ミーティングで監督から「今年は『4年生主体のチーム』とは言わない(4年生だからと言ってリーダー扱いしない。下級生でもリーダーとして前に出てもらう)」と言われました。それでも私は4年生がチームを作って日本一に向けて一番取り組むべきだと思っています。良くも悪くも4年生の取り組みはチームに与える影響が大きいのです。だからこそ4年生が必死になって日々の取り組みを日本一のレベルでしていかなければいけません。
 そして思い切って一歩を踏み出して現状を大きく変えようとアクションを起こさなければいけないと思います。チームは誰かが変えてくれるものではなく、自分自身が変えるのです。「自分が変えたんねん」と本気で思って行動しないと、チームの最上級生としてここにいる意味はないと思います。このチームで何を成し遂げたいのか、何のためにフットボールをしていて、自分はどうなりたいのか、そして、今の取り組みで日本一になれるのか?と日々自問自答し続けて、地道な努力を積み重ねていくことが大切だと思います。全ては日本一になるためであって、その大目的を絶対に見失わないように、我々リーダーがチームをリードしていきます。
 春シーズンのVarsityの試合も残すところ法政戦のみとなりましたが、もう一度、自分たちはどんなフットボールをしてどんな勝ち方をしたいのか、何をこだわって法政大学と勝負するのかを全員で再確認し、全ての面で圧倒的に勝ちきるべく、試合までの残された期間を取り組んでいきます。是非スタジアムでご声援のほどよろしくお願いいたします。

2025主務ブログスタート

投稿日時:2025/05/01(木) 20:43

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 はじめまして。2025年度FIGHTERSの主務を務めさせていただきます、大竹 皓陽(おおたけ こうよう)と申します。一年間、主務ブログを通じてチームの現状をリアルにお伝えし、私の「覚悟」と「今シーズンにかける思い」をより多くの皆様に知っていただければと思っております。至らぬ点も多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

はじめに、私の略歴について紹介させていただきます。

2016年 啓明学院中学校に入学
タッチフットボール部に入部し、3年生時にはWR/DBで副将として日本一を経験。

2019年 啓明学院高等学校に入学
アメリカンフットボール部に入部し、3年生時にはLB/DBで副将を経験。

2022年 関西学院大学社会学部に入学
FIGHTERSに入部。2年生の春にLBからDLにコンバートし、夏にTEに再コンバート。その後、度重なる怪我を経て、再びLBにコンバート。
そして、今年度主務に就任。

 私たちは昨シーズンの負けを経て、これまでの取り組みを全て見直し、今のチームの現状と課題を明確にし、目指すべきチームの姿について・主務の存在意義について何度も話し合いを重ねてきました。その結果、私が今年度の主務に就任することとなりました。
 私と同じく立候補していた、MGR西村、AS青木、WR川?は、「チームの日本一」を一番に考え、覚悟を決めて私に託してくれました。私は、選手とスタッフ全員の想いを背負って主将の前田と共に、「自分で限界を決めず、貪欲に戦い続けることができるチーム」を作り、全員が今年のスローガンである「FIGHT GREED」を体現します。そして、日本一のフットボール選手である前に、日本一の大学生を目指します。「凡事徹底」を掲げ、私生活での一つ一つの行動にこだわり、FIGHTERSの一員として自覚と責任ある行動をとります。
 部員全員がオフシーズンに自分で設定した目標に本気でコミットすることができれば、必ずチームとして良い結果を得られると思います。「どんな人間になって、どんな集団を作って、どんなフットボールをして、最後にどんな勝ち方をしたいのか。そしてFIGHTERSで自分は何を成し遂げたいのか」を強く明確に持ち続け、自分だけではなく周りの人間をも本気にさせるのがFIGHTERSの4年生の使命だと思います。真面目ではなく本気の集団を作り、必ず日本一になります。
 いつも支えてくださっている全ての方、OB/OG、そしてファンの方々の思いも背負って、謙虚な心と感謝の気持ちを忘れずに、大学生活の全てを懸けて全身全霊で取り組んで参りますので、今後とも温かいご声援よろしくお願いいたします。
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