プリンストン大学招待記念試合（2001年）大会ガイド～PRINCETON KEY PLAYERS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

＃14
Brian
Danielewicz
ブライアン・
ダニエルヴィッチ
QB

 

 

大型ドロップバック・パッサー軍団


＃11
David Splithoff
デビッド・・スプリットホフ
QB

激しいスタートQB争いを演じるデビッド・スプリットホフ（イリノイ州グレンブルック・サウス高）とブライアン・ダニエルヴィッチ（ミシガン州グローブス高）は、188センチ、190センチとそれぞれ大型のドロップバック型パッサー。昨シーズン4ゲーム出場のスプリットホフは48回投げて31回成功3TD、ダニエルヴィッチは3ゲームで47回29回成功2インターセプト1TDの成績が残した。スプリットホフはブラウン、ハーバード戦で主戦QBとして起用され、続くコーネル、ペンシルバニア、イエール戦はダニエルヴィッチが攻撃のリーダーシップをとった。どちらも甲乙つけがたい存在だが、QBコーチで攻撃コーディネイター兼任のロジャー・ヒューズ・ヘッドコーチの起用法に注目される。機動力のあるスプリットホフが一歩リードしている感がある。

 

 

 

 

 

2001年タイガース・キャプテン


＃46
Bob Farrell
ボブ・ファレル
LB

 

132年目のタイガース・フットボールを率いる主将LB。99年2年生時よりスタート・メンバーのローテーション入りし、22ソロ、14アシストの計36タックルを記録。昨シーズン、2QBサックを含む32タックル1インターセプトで守備範囲が広がった。オクラホマ州タルサ出身。カシア・ホール高最終学年時は陸上のオール・ステーツ・メンバーに選出されたアスリートで、400メートル・リレーのアンカー、パワー・リフティングのオクラホマ州大会でも二度の優勝を勝ち取った。学生会生徒会長・卒業式総代を務めた。

 

 

 

 

 

タイガースDB陣のタックル・リーダー


＃45
Kevin Kongslie
ケビン・コングスリー
DB

 

2000年タイガースDB陣のタックル・リーダー。37ソロ、29アシストの計66タックルは、チーム2位記録だった。99年守備ルーキーオブ・ジ・イヤーとなる「ベーカー賞」受賞者。オレゴン州ノーザン・セーラム高時代はRBとしてオール・リーグ・ファースト・チーム入りを果たし、州3位に輝いた野球チームではセンターとしてサード・チーム・メンバー入りした経験を持つ。

 

 

 

 

 

タイガースのスコアリング・リーダー


＃６
Taylor Northrop
テイラー・ノースロップ
K/P

 

2年生時の99年ハーバード大戦で同大史上2位となる52ヤードFGを決めて一躍脚光を浴び、昨年リーハイとのゲームでも50ヤードFGを成功させた本格派キッカーがノースロップだ。昨年のその足が叩き出した得点は、24トライと14FGの計66点。一試合平均6.6点と1TDに及ぶ得点力を発揮し、プリンストン大全得点26.6％にあたる貴重な得点源となった。FG成功率は77.8％（18回中14回成功）で、40ヤード以上のFGは7回中6回成功と頼れる存在だった。一方で49回蹴ったパントは平均38.7ヤード（最長65ヤード）。キッカー、パンターとしてオールアイビー・セカンドチーム選出された。フロリダ州ジュピターのWTドゥヤー高時には55ヤードFG成功記録を持っている他、サッカー、ゴルフ選手として活躍した。
*プリンストン大FG最長記録は65年チャールズ・ゴーゴラックによる54ヤード

 

 

 

 

 

捕・走・投のマルチプレーヤー


＃21
Chisom Opara
チーザム・オパラ
WR

 

プリンストン・エア・アタックの急先鋒が、小兵WRオパラだ。昨年2年生ながらチーム・リーダーとなる51捕球（リーグ7位）、689ヤード（5位）3TDと活躍し、今季、大幅なパワーアップ間違いなしというアスリートだ。群を抜く走力を活かしたリバース・プレー中心のランプレーで12回98ヤード1TDを記録。キックオフ・リターンで獲得した105ヤードを加えた計892ヤードは、リーグのオール・パーポス部門9位という成績だった。これに加えてオパラはパスも5回投げて2回成功。まさに捕・走・投の一人三役で大暴れする。メリーランド州ギルマン高最終学年時に全勝優勝する原動力となり、ボルチモア・フットボール・ファンデーション選出のベスト22入りし、優秀アスリート奨学生にも選ばれた。

 

 

 

 

 

2000年オールアイビー2ndチーム


＃98
Chris Roser-Jones
クリス・ローザー・ジョーンズ
LB

 

プリンストン大43守備のスピード派LB。過去2シーズンはDBとして活躍。99年30タックル、昨年はチーム4位の55タックル（ソロ35、アシスト20）に加え、6インターセプトはアイビーリーグ1位、リターンTDを記録してオールアイビー・セカンド・チームに選出された。ペンシルバニア州ステート・カレッジ・エリア高時代にフットボールとバスケットボール選手として活躍。どちらもオール・カンファレンスのファースト・チーム入りするトップ・アスリートだった。