主務ブログ2025
| <<前へ |
「堂々と勝ち、堂々と負けよ」
投稿日時:2026/01/26(月) 22:18

本当は試合直後にブログを書くつもりでした。しかし、なかなか気持ちの整理がつかず、ここまで時間がかかってしまいました。
甲子園ボウルから1か月以上が経った今でも、あの大歓声は鮮明に思い出されます。思い出すだけで鳥肌が立つほど、特別な空間でした。試合前練習を終えた時点で、一塁側スタンドはすでに満員。込み上げてくる感情を抑えきれず、涙が出てしまうほど、いつもとはまったく違う空気感に包まれていました。特に、試合直前の入場の瞬間。先輩方、友人、そしてファンの皆さまからかけられる声援が、一つ一つ確かに耳に届き、背中を押してくれているのを感じました。あれほど心が高ぶり、自分を奮い立たせてくれる瞬間は、これからの人生でも二度とないと思います。試合後、スタンドに向けて挨拶を終えたとき、これほど幸せな環境でフットボールができていたのだと、心の底から実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
一度フットボールのことは忘れようと、気を紛らわせて過ごしていましたが、一人でいる時間や寝る前、ふとした瞬間に、甲子園ボウルで立命館大学に負けたあの光景が何度も頭に浮かんできます。目の前でビクトリーフラワーが組まれ、ただ茫然と立ち尽くすことしかできなかった、あの屈辱的な時間。一生忘れることのない、死ぬまで鮮明に覚えている光景なのだと思います。
立命館に甲子園で負けた悔しさは、きっと一生消えることはありません。その悔しさをどこにもぶつけられず、虚無感に包まれた日々を過ごしてきましたが、最後の主務ブログを書くにあたり、この一年間を振り返りながら、4年間の経験を通して、今自分が考えることをここに綴りたいと思います。
今振り返れば、私たちは「負けるべくして負けたチーム」だったのだと思います。 試合直前には「やれるだけのことはやった」と腹をくくっていたつもりでした。しかし、いざ敗北を突きつけられると、さまざまな後悔が頭をよぎりました。
皆さんは、カール・ダイムの詩をご存知でしょうか。この文章は詩の一部を抜粋したものです。
「威張らず、誇りをもって勝て。言い訳せず、品位をもって負けよ。堂々と勝ち、堂々と負けよ。勝利よりも大切なのは、この態度なのだ。」
この詩を読んだときに、「堂々と勝つ」ということはイメージしやすいと思いますが、「堂々と負ける」とは一体どういうことなのかと疑問に思われると思います。引退してから、私はこの言葉の意味をずっと考えてきました。
私は、「堂々と負ける」とは、たとえ勝負に敗れたとしても、言い訳をせず、潔く負けを認め、胸を張っていられるかどうかということだと思います。しかし、大した努力をしていない人間が、潔く負けを認めることなどできません。残るのは表面的な悔しさだけで、到底胸を張ることなどできないからです。血の滲むような努力を積み重ねた者だけが、敗北の瞬間、初めて「堂々と負ける」権利を得る。その境地に向かって限界を決めずに取り組み続けることこそが、歴代のOB・OGの方々が築き上げてきたFIGHTERSの信念なのだと気づかされました。そして、この詩に込められた思い、FIGHTERSがなぜこの言葉を大切にし続けてきたのか。今になって少し分かった気がします。
ここまで長々と書いてきましたが、勝負の世界にいる以上、結局は最後勝たなければいけません。どれだけ取り組み(過程)に自信があったとしても、結果として負けたのであれば、その現実を受け止め、次につなげなければならない。
負けには必ず理由があります。結果、内容、フットボールへの向き合い方、そして一人の大人としての行動。そのすべての面で、私たちは立命館に及んでいなかった。その事実から逃げず、どこまで突き詰めてやり続けられるか。グラウンド内外の細部にまで徹底的にこだわった先に、勝つべくして勝つチームがあると思います。そこに向かってどれだけこだわりを持って取り組めるかが本当に重要なことだと思います。
最後になりましたが、この1年間、どんな時も私たちの味方でいてくださった皆様、最後の最後まで素晴らしいご声援をいただき、本当にありがとうございました。日本一という結果で恩返しをし、自分たちの取り組みを証明したかったのですが、それが叶わず、今はただ悔しくて堪りません。しかし、皆様の支えなしでは、これほど幸せな環境でプレーをすることはできませんでした。あの大勢の観客の前でフィールドに立てたことを、心底誇りに思います。
私たちは昨日のファイターズファミリー壮行会をもって引退となりましたが、これからはOB・OGの一員として現役を支えていきたいと思っております。
どうか、2026年FIGHTERSにも、これまでと変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
2025年度主務 大竹 皓陽
「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える」
投稿日時:2025/11/29(土) 22:06
毎試合変わらぬ温かいご声援、本当にいつもありがとうございます。
「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える」
この言葉は、小学6年生の卒業のとき、父からの手紙に書かれていた言葉です。当時、小学生ながらも心が強く揺さぶられ、それ以来、何度も思い返し、自分の心に刻み続けてきました。
大学選手権の準決勝、関西大学との決戦を明日に迎える今、この言葉を改めて目にすると、様々な思いが巡り、恐怖や重圧に押しつぶされそうになる瞬間があります。
4年生になってから「宿命とは何か」「運命とは何か」「使命とは何か」をフットボールに置き換えて、自分に問い続ける日々を過ごしてきました。
FIGHTERSがどれほど多くの方に愛され、応援されているのか。4年生として日々フットボールに向き合うなかで、その重みを何度も感じてきました。OB・OGの皆様からのご支援やご声援。さまざまな場面で温かい言葉をかけてくださるファンの皆様。皆様の存在が、私たちの戦う力になっています。声をかけていただくたびに、「絶対に勝つ」「絶対に負けるわけにはいかない」と、心の奥底から強く思います。
「部を背負い、応援してくださる多くの方々の想いも背負って戦う」
それがFIGHTERSの4年生の「宿命」なのだと思います。時にその宿命は重圧となることもあります。しかし、その重圧の中で、人生を懸けて本気で戦えることこそ、感謝すべきことだとも感じています。
「運命」は自分でつくるものです。日々の行動、積み重ね、修練と鍛錬が道を切り開いていくのだと信じて歩み続けなければいけません。日々の練習での1プレーや日常生活での些細な事を大切にできる人間にこそ、運は巡ってくるのだと思います。
そして、「このチームを日本一にすること」が、私の「使命」です。
自分の気持ちだけではなく、このチームに関わるすべての方々の想いを背負い、最後まで戦い抜き、必ずこのチームを日本一に導きます。
明日の大一番、フィールドに立ちたくても立てない仲間がいます。その仲間の想いも胸に、フィールドに立てることに感謝し、日々仲間と切磋琢磨してきた誇りを胸に、時計が0秒になる瞬間までFIGHT GREEDを体現し続けます。一戦必勝で関西大学に挑みます。
明日はぜひヤンマースタジアム長居へ足を運んでいただき、スタンドから熱いご声援をよろしくお願いいたします。
「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える」
この言葉は、小学6年生の卒業のとき、父からの手紙に書かれていた言葉です。当時、小学生ながらも心が強く揺さぶられ、それ以来、何度も思い返し、自分の心に刻み続けてきました。
大学選手権の準決勝、関西大学との決戦を明日に迎える今、この言葉を改めて目にすると、様々な思いが巡り、恐怖や重圧に押しつぶされそうになる瞬間があります。
4年生になってから「宿命とは何か」「運命とは何か」「使命とは何か」をフットボールに置き換えて、自分に問い続ける日々を過ごしてきました。
FIGHTERSがどれほど多くの方に愛され、応援されているのか。4年生として日々フットボールに向き合うなかで、その重みを何度も感じてきました。OB・OGの皆様からのご支援やご声援。さまざまな場面で温かい言葉をかけてくださるファンの皆様。皆様の存在が、私たちの戦う力になっています。声をかけていただくたびに、「絶対に勝つ」「絶対に負けるわけにはいかない」と、心の奥底から強く思います。
「部を背負い、応援してくださる多くの方々の想いも背負って戦う」
それがFIGHTERSの4年生の「宿命」なのだと思います。時にその宿命は重圧となることもあります。しかし、その重圧の中で、人生を懸けて本気で戦えることこそ、感謝すべきことだとも感じています。
「運命」は自分でつくるものです。日々の行動、積み重ね、修練と鍛錬が道を切り開いていくのだと信じて歩み続けなければいけません。日々の練習での1プレーや日常生活での些細な事を大切にできる人間にこそ、運は巡ってくるのだと思います。
そして、「このチームを日本一にすること」が、私の「使命」です。
自分の気持ちだけではなく、このチームに関わるすべての方々の想いを背負い、最後まで戦い抜き、必ずこのチームを日本一に導きます。
明日の大一番、フィールドに立ちたくても立てない仲間がいます。その仲間の想いも胸に、フィールドに立てることに感謝し、日々仲間と切磋琢磨してきた誇りを胸に、時計が0秒になる瞬間までFIGHT GREEDを体現し続けます。一戦必勝で関西大学に挑みます。
明日はぜひヤンマースタジアム長居へ足を運んでいただき、スタンドから熱いご声援をよろしくお願いいたします。
| «前へ |

