神大戦レポート

 関学のキックオフで試合開始。神大の最初のシリーズを3プレーでパントに追い込むと、関学オフェンスは神大陣内から攻撃を開始。オープニングプレーでQB出原がWR三浦(甲)へパス(5ヤード)を通すと、RB大西へのパス(5ヤード)、RB辻野のラン(7ヤード)とテンポよく攻める。ゴール前24ヤードから右ピッチを受けたRB古谷がエンドゾーンに走り込み先制のタッチダウンをあげる。
次の関学オフェンスシリーズでもWR萬代(9ヤード)、WR三浦(甲)(14ヤード)のパス、RB古谷のラン(8ヤード)などで神大陣10ヤードとすると、そこからRB大西が持ち込み14対0とする。

  第2Qに入り、初めて関学陣内までボールを進めた神大はラストダウン5ヤード、パントフォーメーションからP矢野川がギャンブルに出る。9ヤードゲインし、新しい攻撃権を得ると、3度のランで関学陣25ヤードとするが、関学ディフェンスはDB泊のパスカットなどでタッチダウンを許さず、フィールドゴールの3点に抑える。

  ここで流れを渡したくない関学はキックオフされたボールを萬代が35ヤードリターンし神大陣65ヤードから攻撃開始。WR萬代のパスで15ヤード前進すると、QB出原がハンドオフフェイクからのラン(7ヤード)、右ロールからエンドゾーン際を走り12ヤードなど、4回のランで3度ファーストダウンを更新し、ゴール前5ヤード。QB出原のランは神大ディフェンスにロスタックルに抑えられるが、再び出原がボールを持ち、追加点をあげる。
  K小笠原が24ヤードのフィールドゴールを決め、24対3としたところで前半終了となった。

  神大のキックオフで始まった後半からは1年生QB加納が出場。その加納からRB辻野へのパスで24ヤード、RB古谷へのハンドオフで13ヤード前進し、神大陣17ヤード。WR榊原がパスを取りタッチダウンをあげるが、2ポイントコンバージョンに失敗する。しかし、次の関学オフェンスシリーズでもQB加納からWR榊原のホットラインが繋がり、点差を33点に広げる。

  一方の神大はQB多和のラン(17ヤード)などで関学陣に入ると、セカンドダウン4ヤードから一発タッチダウンを狙うパスを投じる。DB山本を抜き去ったWR村上がこれをキャッチし、エンドゾーンに駆け込み、36対9とする。
  神大がキックオフしたボールを榊原が47ヤードリターンし、ゴール前53ヤードから攻撃を開始した関学。パス失敗の後、QB加納が得意のランで観客を魅了する。リードブロッカーを使い53ヤード走りきり、左隅に持ち込む。K小笠原がPATも決め、さらにリードを広げる。

関学ディフェンス陣は神大の攻撃をDL國方のロスタックルやDL庭野のパスカットで進ませず、パントを蹴らせる。再度攻撃権を得た関学はRB稲毛(6ヤード)、QB加納(25ヤード)のランで神大陣に入る。WR太田へのパス(18ヤード)で神大陣29ヤード。ここから再びWR太田がエンドゾーンに走り込みながらボールをキャッチする。

  この後もK大石が2つのフィールドゴールを成功させ、関学はここまで全シリーズを得点に結び付ける。

  第4Qまでタッチダウン・フィールドゴール1本ずつに抑えられていた神大は自陣58ヤード、ラストダウン4ヤードからギャンブルに出る。しかし、QB多和が投じたボールをDB片山がインターセプトし、神大陣16ヤードまでリターンする。

  ターンオーバーで攻撃権を得た関学オフェンスだったが、QB三原が投げたボールを神大の梶原がお返しとばかりにインターセプト。エンドゾーンぎりぎりで三原が追いつき、リターンタッチダウンは防いだものの、94ヤードのビッグリターンを許し、最後はRB井ノ上に飛び込まれる。
  この後、オンサイドキックを蹴った神大だったが、関学がボールをキープし56対16で試合終了となった。
                               

  (小城 友紀)