今年の関関戦は今春ナイター設備が完成した王子スタジアムで午後5時半から行われた。
前半レシーブを選択した関学は自陣23ヤードから攻撃開始。QB出原からTE韓へのパス(22ヤード)、RB稲毛へのハンドオフ(20ヤード)で関大陣41ヤードとするが、関大DL柳川にQBサックを許し大きくロスし、パントを蹴ることとなる。
パントから攻撃権を得た関大はRB中西が関学ディフェンスのタックルを受けながらも力強いランで前進。しかし、ダウン後に、ボールを投げガッツポーズをし、アンスポーツマンライクコンタクトの反則を取られる。自陣8ヤードまで後退し、RB中西(9ヤード、7ヤード)、RB河原(6ヤード)のランなどで3回ファーストダウンを更新するが、ここからのランは関学ディフェンスがゲインを許さない。ラストダウンで1ヤードを残した関大はボールオン27ヤードからフィールドゴールを狙う。これを外し、関大先制とはいかない。
第2Q中盤に関大が再びフィールドゴールを蹴るが、ボールはポスト左に逸れ、得点には至らない。
関大のキック失敗により自陣35ヤードから攻撃を開始した関学はWR秋山へのパス(12ヤード、15ヤード)で関大陣に入ると、QB出原からRB古谷へのハンドオフで16ヤード前進。関大陣25ヤードからWR萬代へのパスでゴール前1ヤードまで攻め込む。QB出原がハンドオフフェイクを入れてから投げたボールをTE韓がエンドゾーン内でキャッチし関学が先制する。
関学のキックオフから攻撃を開始した関大はラン・パスで2回ずつファーストダウンを更新し、関学陣10ヤードとする。RB中西がボールを持ち、エンドゾーンまで残り5ヤード。セカンドダウンから中西のランでタッチダウンを狙った関大だったが、関学1年生DL荒牧がロスタックルに抑える。関学のタイムアウトを挟んでサードダウン9ヤードから投げたパスは失敗。ラストダウンでフィールドゴールを決め、7対3としたところで前半終了となった。
関学のキックオフで後半開始。関大の攻撃を3プレーでパントに追い込むと、関学は1年生QBの加納を起用し、自陣32ヤードから攻撃を開始する。RB稲毛のランで2ヤード進んだ後、QB加納からWR萬代へのパスが通る。左サイドライン際でボールをキャッチした萬代がディフェンスに足を掴まれながらエンドゾーンに倒れこみ、追加点をあげる。
DB磯野のインターセプトから再び攻撃権を得た関学は自陣2ヤードからRB辻野(6ヤード)、古谷(5ヤード)、稲毛(7ヤード)とランで攻めていき、左サイドライン際を走るWR榊原へのパス(49ヤード)で関大陣31ヤードとする。RB稲毛へのスクリーンパス(7ヤード)、RB辻野のスイーププレー(6ヤード)で更にファーストダウンを更新。QB加納のスクランブルで新しい攻撃権を取りたい関学だったが、ラストダウンでファーストダウン更新までインチを残す。加納のQBスニークでギャンブルに出るものの、このプレー中にフォルススタートがあり、5ヤード罰退。関大陣23ヤードからK小笠原のフィールドゴールで3点を取るに留まった。
第4Qに入り、パスが繋がらず、なかなか攻撃を進められない関学オフェンスだったが、ディフェンスがビッグプレーを見せる。関大、自陣46ヤードからの攻撃。RB中西がファンブルしたボールをDB片山が拾い上げ、右オープンを走るとそのまま52ヤード走り切り、6点を追加する。K小笠原がPATも決め、24対3とする。
この後は両チームともほとんどファーストダウンを更新することができず、パントの蹴り合いとなる。関学はLB武島、DB片山の2つのインターセプトで攻撃権を得るものの、パスが繋がらず、追加点をあげることはできない。そして、24対3のまま試合終了となった。
(小城 友紀)