龍大戦レポート

秋季リーグ第4戦。前節、近大を破り1部リーグ初勝利をあげた龍谷大学との対戦となった。

 関学のキックオフにより試合開始。龍谷オフェンスは2度のファーストダウン更新で関学陣内まで攻め込んできたが、関学ディフェンスも DL 佐岡の QB サックや DL 生田のパスカットなどで応戦し、攻撃権は関学へ。

 関学オフェンスは RB 田中の 15 ヤードのランなどで龍谷陣近くまで前進すると、 QB 河野から TE 板坂への 42 ヤードのパスで一気にゴール前 15 ヤードまで攻め込んだ。しかし、ここからラン、パスともに止められ、第 3 ダウン 14 ヤードから QB 河野が投げたボールは相手の胸に収まり、攻守交替となった。

 続く龍谷の攻撃を 3 プレーでパントに追い込むと、龍谷陣 26 ヤードから、センターがスナップしたボールを RB 田中が直接取って、右オープンを駆け上がるスペシャルプレー。相手に足を掴まれ、バランスを崩しながらもエンドゾーンまで走り切り先制点をあげた。

 第2クオーターは両チームともファーストダウンは更新するものの、守備陣が踏ん張り、得点には至らない。関学オフェンスは龍谷ディフェンスのロスタックルや QB サックなどに苦しめられた。しかし、 K 小笠原が自陣 37 ヤードからのパントを龍谷陣 0 ヤードで止める絶妙なプレーを見せ、観客をうならせた。

 龍谷のキックオフで始まった第 3 クオーター。最初のシリーズは第 1 プレー、 QB 河野のスクランブルでファーストダウンを更新するも、その後の攻撃が続かず、ファーストダウン更新まで2ヤードを残し自陣 45 ヤードから第 4 ダウンへ。ここで K 小笠原がパント体型からボールをキープ。左サイドを走り、龍谷陣 45 ヤードから新しい攻撃権を得ると、 WR 福井へのパス( 13 ヤード)、 WR 五百川へのパス( 11 ヤード)、 RB 横山のラン( 11 ヤード)と攻め、ゴール前 4 ヤードから RB 田中がこの日2本目のタッチダウンを決めた。

 ディフェンスも DL 佐岡がこの試合 2 回目の QB サックを決めるなど、龍谷オフェンスをシャットアウト。そして、 DB 河合のインターセプトで攻撃権を奪うと、 WR 福井への 20 ヤードを超えるパスや RB 三浦(智)のラン( 8 ヤード)、 RB 田中のラン( 11 ヤード)でエンドゾーンに迫り、最後は RB 横山がスナップを直接取って走り、追加点をあげた。

 第4クオーターは一転して、点の取り合いとなった。まず、先手を取ったのは龍谷。関学守備陣は龍谷陣 28 ヤードからパス( 23 ヤード)、ラン( 12 ヤード)、パス( 32 ヤード)とロングゲインを重ねられ、ゴール前でも踏ん張ることができず、得点を許した。

 続く関学の敵陣 39 ヤードからの攻撃は第 4 クオーターから代わった QB 出原が WR 福井、 WR 多田へ 2 本のパスを通し、 2 プレーでタッチダウンまで結びつけた。

 しかしこの直後、関学のキックオフしたボールをそのままリターンタッチダウンされ、 27 対 13 と追い上げられる。

この後、両チーム 1 本ずつタッチダウンを追加したが、 CB 渡辺(充)のインターセプトなどもあり、 34 対 19 でゲームセットとなった。
(小城 友紀)